データ移行ソフト 「PhoneTrans」 レビュー | iPhone・Android間で簡単データ移行。データのマージも容易【PR】

スマホユーザーにとって機種変更は、新しいデバイスの新機能に触れられるというワクワクがある一方で、旧デバイスからのデータ移行がすんなりいくかどうか緊張の一瞬でもある。

iPhone→iPhone、Android→Androidなど同じOS間であっても、バージョンの関係等でうまく移行できないことがあるが、これがiPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneといったOSをまたぐ移行であればさらに大きな不安がつきまとうものだ。

その不安を解消してくれる便利なソフトがiMobieから登場。データ移行ソフト 「PhoneTrans」 だ。「PhoneTrans」 はOSを問わずに柔軟にデータ移行ができる上に、iTunesなどでとったバックアップからデータを復元するなど、複数の便利機能を使うことができる。全部のデータを一括で移行するだけでなく、一部のデータだけを移行するということも可能だ。

本記事では、「PhoneTrans」 の詳細について端的にまとめつつ、筆者が実際に使ってみた感想もお伝えできればと思う。スマホの機種変更で何か困っていることがあるなら、ぜひ本ソフトを試してみていただきたい。

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PhoneTransとは

今回紹介するiMobieの 「PhoneTrans」 は、iPhone・iPad・Android間で簡単にデータを移行・複製できるデータ移行ソフト。

本ソフトでは、主に 「スマホデータ移行」 「スマホデータ復元」 「スマホバックアップ」 「アプリの移行」 の4つの機能が利用可能で、各機能の中で自分の目的に応じたモードを選んでデータを移行していくことになる。

ここからは各機能について詳しく紹介していこう。

スマホデータ移行

「スマホデータ移行」 は、デバイスからデバイスへのデータ移行ができる機能。転送方法は 「クイック転送」 「フォンクローン」 「フォンデータの統合」 の3種類が用意されている。

各転送モードの詳細は以下のとおり。

機能名 クイック転送 
フォンクローン 
フォンデータの統合
概要 各デバイス間で直接データを高速転送するモード 同じシステムのデバイス間でデータをクローンするモード 同じシステムのデバイスからのデータを統合するモード
対応機種 ・iPhone/iPad⇔iPhone/iPad
・Android⇔Android
・iPhone/iPad⇔Android
・iPhone/iPad⇔iPhone/iPad
・Android⇔Android
・iPhone/iPad⇔iPhone/iPad
・Android⇔Android
利点 ・時間がないときにもすばやくデータ転送できる
・異なるOS間でのデータ移行が可能
・全データ一括転送と一部データだけの転送の2種類に対応
・最大12種類のiPhone/iPadデータと11種類のAndroidデータをサポート
・旧デバイスの全データを新デバイスにスムーズにコピーできる
・最大24種類のiPhone/iPadデータと11種類のAndroidデータをサポート
・別々のデバイスのデータを簡単に統合できる
・すでに新デバイスを使い始めてしまってもデータを削除することなく旧デバイスのデータを統合可能
・最大17種類のiPhone/iPadデータと11種類のAndroidデータをサポート

中でも注目していただきたいモードが 「フォンデータの統合」 。新デバイスの初期設定を終えてしまってからでも、データを上書きすることなく旧デバイスのデータを統合できる便利機能だ。

もし機種変更後に時間がなく、しばらく新デバイスを使ってから旧デバイスのデータを移行するという場合でも簡単にデータ移行を完了できるはずだ。ただし利用できるのは同じOS間でのデータ移行のみとなっていて、iPhone/iPadからAndroid、AndroidからiPhone/iPadの移行時には利用できないので注意していただきたい。

スマホデータ復元

「スマホデータ復元」 は、PhoneTransで作成したバックアップやiTunesで作成したバックアップからデバイスを復元する機能。

機種変更時に旧デバイスを手放す場合、基本的にはバックアップを取っておいて復元するのがセオリーだが、なんらかの理由でデバイスを復元できなかったときには同機能が役に立ってくれるはずだ。

ちなみに、データの復元はPhoneTransで作成したバックアップだけでなく、iTunesで作成したバックアップを復元することも可能。さらにiTunesバックアップからAndroidデバイスにデータを復元できるなど、Androidデバイスのサポートもバッチリだ。

スマホバックアップ

「スマホバックアップ」 は、PhoneTransでデバイスのバックアップファイルを作成する機能。iPhone・iPad・Androidのすべてのデバイスでバックアップを作成できる。

同機能はデバイス全体のバックアップのほか、一部のデータだけのバックアップにも対応している。作成したバックアップは、「スマホデータ復元」 機能で他のデバイスへの復元に利用することが可能だ。

アプリの移行

「アプリの移行」 機能では、旧デバイスから新デバイスに直接アプリを転送できる。

たとえばiPhoneなら、iTunesバックアップからデータを復元したとしても、新デバイスではアプリを再ダウンロードする必要がある。復元後にすぐデバイスを使えず、ヤキモキした経験がある方もいるのではないだろうか。

同機能は旧デバイスから新デバイスに直接アプリを転送するため、わざわざ再ダウンロードの必要もなく、すぐに各アプリを使い始めることができてとても便利だ。また、同機能ではアプリ本体の転送だけでなく、LINEやWhatsAppのトーク内容も移行できる。

ちなみに同機能は、現時点でiPhoneとiPadのアプリ転送のみに対応していて、Androidへの対応は近日中になるとアナウンスされている。

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実際にデータを移行してみた

各機能でできることについてわかったところで、次は実際に 「PhoneTrans」 を使ってデータ移行してみた。

筆者はiPhoneからiPhone、iPhoneからAndroidへのデータ移行とiTunesバックアップからのiPhoneへのデータ復元を利用してみたのだが、シンプルな操作画面で何をすれば良いのかが分かりやすく、全体的にスムーズにデータを移行・復元することができた。

また、iPhoneからAndroidへのデータ移行というと、異なるOS間でのデータ移行ということで不安に思う方もいらっしゃるかもしれないが、筆者が試したところうまく移行を完了することができたように思う。

さすがにOSが異なると、メモアプリなどの一部データは移行できないのだが、写真やミュージック、カレンダーなどの主要データはしっかりと移行できたことから、本ソフトならデータ移行に関する様々なニーズに対応できるのではないだろうか。

ちなみに、筆者が一番気に入ったのは 「スマホデータ移行」 の 「フォンデータの統合」 モード。

筆者は新しいiPhoneが発売する9月あたりは毎年忙しく、すぐにデータを復元できずに新iPhoneと旧iPhoneの両方をズルズルと使い続けてしまう傾向にあるのだが、同機能があれば新iPhoneのデータを消すことなく旧iPhoneのデータを統合できるため、移行がとても楽になってくれそうだ。

まとめ

「PhoneTrans」 は、スマホ間のデータ移行やバックアップからの復元、アプリデータの移行などの便利機能を多数利用できる便利ソフトだ。

一部機能ではOSの垣根を超えてスマホのデータ移行をできるほか、初心者でも使いやすいシンプルなユーザーインターフェイスで操作しやすくなっているなど、使い勝手がとても良いソフトに仕上がっている。今後のスマホのデータ移行にはぜひ 「PhoneTrans」 を活用してみてはどうだろうか。

「PhoneTrans」 は、記事公開時点で3,280円から利用することが可能。無料のお試し版も提供されているため、まずはダウンロードして使ってみるのもありだろう。製品の購入・お試し版のダウンロードは公式サイトから。

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