Appleは11月7日、多くのユーザーが登場を心待ちにしていた新型モデル 「MacBook Air (2018)」 を発売した。
この新型MacBook Airは、RetinaディスプレイやTouch ID、Thunderbolt 3(USB-C)ポートなど様々な新要素があることが発表されているが、その内部構造について、iFixitが恒例の分解レポートを公開し、詳細を伝えている。
MacBook Air (2018)は、多くの部品にアクセスしやすい構造に
今回iFixitが分解したのは、MacBook Air (2018)の最小構成モデルのゴールドカラーだ。まず内部を開けると、中には小さなロジックボードと1つのファン、1つの細長いスピーカー、そして興味深いラジエーター風のヒートシンクが見つかったとのこと。
このうち、ロジックボード部分はMacBook Proよりは小さいもののMacBookよりは大きくなっており、プロセッサやApple T2チップ、SSD、Thunderbolt 3のコントローラーなどが取り付けられている様子を確認することができる。
また、ヘッドホンジャックとそのちょうど反対側にあるThunderbolt 3ポートはボード上に取り付けられているため、簡単に交換できるようになっているという。
そして、部品の交換といえば、MacRumorsが入手したApple内部のサポートガイドから、バッテリーの交換が簡単にできるようになることが明らかになっていたが、やはりこれは事実だった。MacRumorsが伝えていた通り、バッテリーはキーボードやトラックパッドが収納されているトップケースに接着されているものの、6箇所にある接着剤(粘着シート?)を剥がすだけで簡単に外せる設計になっていたようだ。バッテリー容量は49.9Whだった。
ただし、同じく単体で交換できると伝えられていたトラックパッドに関しては、ロジックボードの下に固定されているキーボードとケーブルを共有していることが判明している。これだと修理の際にロジックボードを取り外す必要がありそうだ。
最後に、恒例の修理のしやすさを表すリペアスコアは、10点中3点。多くの部品がアクセスしやすいようにはなっているものの、キーボードがトップケースに内蔵されているため、交換するには完全に分解しなければならないこと、ストレージやRAMがアップグレードできないようになっていることが減点理由となってしまったようだ。
iFixitの分解レポートはこちらからチェックすることが可能。詳細が気になる方はぜひとも読んでいただければと思う。
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