ゲーミングデバイスなどを販売するHyperXは、5月30日から開催された 「COMPUTEX 2023」 に合わせて、台北市内の華山1914文化創意園区にポップアップストア 「HyperX Showcase」 を期間限定で出展。先日発表されたばかりの最新ゲーミングヘッドセット 「Cloud III」 をメインに、HyperXのゲーミングギアを展示していた。
今回、筆者は同ポップアップストアの案内をいただき、実際に現地でストアの中を見せていただいたほか、現地スタッフから色々な話を聞くことができたので、当記事で紹介したいと思う。
「雲」 をテーマにしたHyperXのポップアップストア
HyperXのポップアップストアは、5月30日〜6月4日までの期間限定で実施された。このうち、6月2日までがメディア関係者限定、6月3日と4日の2日間が一般ユーザーも参加可能となっており、最新ヘッドセット 「Cloud III」 を実際に装着して音や装着感を確かめたり、実際にゲームをプレイすることができた。
ストアの外観には、発表されたばかりの 「Cloud III」 のイラストが大きく描かれており、土地勘のない筆者でも遠くからすぐに発見することができた。
ストア入り口には、多くのゲーマーから愛されてきたゲーミングヘッドセット 「Cloud」 シリーズの歴代モデルとその解説が展示。このうち、初代モデルに関しては、スタッフが大事に保管していた実機を今回の展示のために持ってきたものであるとのことだった。
そして、上記が最新モデルの 「Cloud III」 。当サイトでも先行レビューを公開しているが、従来モデルから付け心地が向上しており、長時間のゲームプレイ時にも快適に使うことができるのが特徴だ。
マイクの品質は従来よりも向上しており、大事な試合などでもクリアな音声でチームと連携をとることができる。マイクは適宜取り外し可能で、ヘッドセット後部にあるミュートボタンで簡単にミュートのON/OFFができるようになっている。
ポップアップストアの奥には、実際にCloud IIIを装着して音を聞くことができる試聴ブースが用意。このブースの天井には、製品名の 「雲 (Cloud)」 をイメージした装飾が施されていて、ゲーミングギアなのにどこかふわふわとしていて可愛らしい展示になっていた。
試聴ブースの隣には、Cloud IIIを装着してゲームをプレイできるブースも用意。ヘッドセットのほか、マウスやキーボードなどもHyperXの製品が使用されていて、HyperXのゲーミングギアを揃えるとこんな感じになる、とイメージしやすい展示になっていた。
Cloud IIIの試聴ブースの反対側にはバーカウンターも用意されていて、特別なドリンクを出していただいた。クランベリージュースに炭酸水を混ぜたさっぱりとしたドリンクの上には、ホイップクリームとマシュマロで作られた 「雲」 がのっていて、飲むのがもったいないくらい可愛かった。
カウンターの端には、Cloud IIIと同時に発表された完全ワイヤレスイヤホン 「Cirro Buds Pro」 も展示。同イヤホンには 「ハイブリッド・アクティブ・ノイズキャンセリング・テクノロジー」 が採用されており、ノイズキャンセリング機能により外部からの雑音を防ぎ、クリアなサウンドを実現することで、ゲームに集中できる環境を作り出すことができる。
また、誰かに話しかけられたときに瞬時に外部からの音を取り込むことができるアンビエントサウンドモードが用意されているほか、IPX4の耐水性能も有しており、外出時の使用にも安心だ。バッテリー持ちは、イヤホン単体で最大7時間、充電ケースでの充電を含めると最大35時間使い続けることができる。カラーはブラック・ブルー・タンの3色が用意。
「Cirro Buds Pro」 の日本での発売時期はまだ決定していないものの、スタッフによると数ヶ月以内を予定しているとのことだった。
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