
日本HPは4月9日、同社ゲーミングブランド「HyperX」から複数の新製品およびソフトウェア機能を発表した。
今回の発表では、ハイエンドデスクトップからノートPC、QD-OLEDモニター、アクセサリまで幅広い製品を展開。さらにAIによる最適化やクリエイティブ機能の強化によって、競技志向のプレイヤーや配信クリエイターの体験を広げる狙いだ。
発表会では、ハードウェアからソフトウェアまで一貫した「次世代のプレイ体験」を提供していく方針も示された。
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HyperX OMEN MAX 45L Gaming Desktop
ラインアップの中心となるのが、最上位デスクトップ「HyperX OMEN MAX 45L Gaming Desktop」。最新の「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 270K Plus」を搭載し、前世代比で最大約10%の性能向上を実現する。
GPUにはNVIDIAのGeForce RTX 5090を採用し、最大128GBのDDR5メモリ、1200Wのフルモジュラー電源を備える。高負荷なゲームプレイはもちろん、配信や大規模言語モデルのローカル実行といった用途にも対応する構成だ。
冷却には最大360mm水冷に対応する「OMEN Cryo Chamber」を搭載。外気を直接取り込む構造によりCPU温度の低減を図り、高負荷時でも安定した動作を維持する。加えて、ツールレス設計と標準コンポーネントの採用により、将来的なアップグレードにも配慮されている。発売は6月下旬を予定。
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HyperX OMEN 16 Gaming Laptop
16インチのゲーミングノートPC「HyperX OMEN 16 Gaming Laptop」は、CPUにIntel Core HXまたはAMD Ryzen HXを選択可能で、GeForce RTX 5060/5070 Laptopを搭載する。
最大200W(TPP)の電力供給に対応し、高負荷時でも安定したパフォーマンスを発揮。冷却機構「OMEN Tempest Cooling」に加え、ファンの逆回転によってホコリの蓄積を抑える「Fan Cleaner」機構も備える(自動制御はインテルモデルのみ対応)。
また、MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した耐久試験をクリアしており、持ち運びを前提とした堅牢性も特徴だ。
ディスプレイは2.5K(2560×1600)のOLEDパネルで、最大165Hz、応答速度0.2ms、HDR最大1100nitに対応。DCI-P3 100%の色域をカバーする。
価格はインテルモデルが488,800円(税込)からで5月初旬発売、AMDモデルが448,800円(税込)からで5月下旬発売となる。
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HyperX OMEN OLED 27q / 34 Gaming Display
QD-OLEDを採用したゲーミングモニターは、27インチと34インチの2モデルを用意する。
27インチの「HyperX OMEN OLED 27q」は、QHD(2560×1440)、240Hz、0.03msに対応。DisplayHDR True Black 500やDCI-P3 99%の広色域により、高いコントラストと色再現性を実現する。価格は81,500円(税込)。
34インチの「HyperX OMEN OLED 34」は、WQHD(3440×1440)のウルトラワイド仕様で、最大360Hzのリフレッシュレートに対応。5層の発光層を持つ「Penta Tandem OLED」パネルを採用し、輝度と発光効率を高めている。KVMスイッチも備え、マルチデバイス環境での利用にも対応する。価格は188,000円(税込)。
両モデルとも、焼き付き対策機能「OLED Core Protect」や、文字の滲みを大幅に低減する「V-Stripe QD-OLED」を採用するほか、高精度な工場出荷時キャリブレーションに対応する。発売はどちらも6月下旬を予定。
HyperX Origins 2 Pro ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードの「HyperX Origins 2 Pro」は、磁気ホールエフェクトスイッチを採用し、アクチュエーションポイントを0.1mmから4.0mmの間で細かく調整可能。ラピッドトリガーにも対応し、8,000Hzポーリングレートによる高速入力を実現する。
65%レイアウトの省スペース設計で、RGBやキー設定はソフトウェアからカスタマイズ可能。5月下旬発売、価格は22,800円(税込)。
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HyperX Cloud Earbuds III / III S
有線接続のゲーミングイヤホン「HyperX Cloud Earbuds III」「HyperX Cloud Earbuds III S」は、14mmドライバーを搭載し、低音から高音までバランスの取れたサウンドを提供する。
耳の形状に沿う「Intra-Concha」設計を採用し、長時間使用でも快適な装着感を実現。III SモデルはDSPによるバーチャルサラウンドに対応する。ハードシェルケースも付属し、携帯性にも配慮した。5月下旬発売、価格は5,480円(税込)から。
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HyperX Clutch Tachi
「HyperX Clutch Tachi」は、レバーレス型のアーケードコントローラー。TMRセンサーと磁気スイッチを組み合わせ、0.1msの高速レスポンスと高精度入力を実現する。
Xbox公式ライセンスを取得し、角度調整スタンドやリストレストを備える。外観は3Dプリントパーツによるカスタマイズにも対応する。5月下旬発売、価格は30,800円(税込)。
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AI機能の強化とFENNELとの取り組み
ソフトウェア面では、「OMEN AI」の対応タイトルを拡充し、『Minecraft』『Roblox』『Marvel Rivals』などを新たにサポート。ワンクリックでシステムやゲーム設定を最適化し、フレームレートの向上を図る。『Minecraft』では最大50%のFPS向上を確認したとしている。
また「OMEN Gaming Hub」では、HeyGenやVoicemodとの連携によるAI機能も追加。AIアバター生成や音声エフェクトを活用することで、配信やコンテンツ制作の表現の幅を広げる。HeyGenについては、有料のProプランを3ヶ月間無料で利用できる特典が提供される。
発表会では、プロeスポーツチーム「FENNEL」とのパートナーシップも発表された。新たに始動する「For Future Project」では、選手の大会成績に応じて支援指標が進行し、一定条件を満たすことでデバイス提供や大会招待などを通じて次世代プレイヤーの育成を支援していくという。
