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ファーウェイのスマートウォッチで 「スマート・エイジング」 を実現しよう。高齢社会研究の専門家が活用法を紹介

ゲストとして登壇した村田裕之氏 (画像提供:ファーウェイ・ジャパン)

8月26日、ファーウェイ・ジャパンは “人生100年時代” のスマートウォッチの活用法について紹介するメディア向けイベントを都内で実施した。

本イベントでは、高齢社会研究の第一人者である村田裕之氏がゲストとして登壇。世界一の高齢社会である日本の現状を踏まえた上で、同氏が2006年から提唱している 「スマート・エイジング」 におけるスマートウォッチの活用法などについて紹介した。

日本人の平均寿命は年々増加傾向にあり、現時点で男性は約80歳、女性は約87歳。2021年時点での日本の高齢化率は29.1%で、世界一の “超々高齢社会” であるのが現状だ。

高齢者は毎年増えているのに、介護従事者は毎年減少していく。この問題を解決するためには、要介護時間を最小化すること、つまり介護予防をする必要があると村田氏は語る。

そこで村田氏が提唱しているのが 「スマート・エイジング」 だ。スマート・エイジングとは 「エイジングによる経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟すること」 であり、身体を動かしたり、脳を使う習慣に加えて、バランスの取れた栄養習慣、人と積極的に関わる習慣を身につけることで実現できるとしている。

スマート・エイジングを実現するためには10の秘訣があり、そのうちの3つである 「有酸素運動」 「筋トレ」 「睡眠」 において、スマートウォッチが有用であると村田氏は語る。

認知症の原因の30%を占めるのが脳卒中であり、脳卒中は動脈硬化によって引き起こされることが多いことから、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を予防することが認知症を防ぐことにつながっていく。生活習慣病を予防するには、有酸素運動がとても有効だ。

有酸素運動の例として、1日30分以上のウォーキングやスロージョギングが挙げられていたが、有酸素運動をする上で脂肪燃焼に適した心拍数(運動強度)を意識することが重要であるという。

ファーウェイのスマートウォッチは常に心拍数を計測できることから、運動強度の確認・維持をする上で便利であると村田氏。また、初級や中級などの異なる運動強度の有酸素運動がやりやすいことも利点であると紹介した。

また、高齢者が要介護となる原因はさまざまだが、男性は脳卒中の割合が多いのに対し、女性は加齢によって下肢の筋肉が大きく減少する傾向にあり、それによる骨折や転倒、関節疾患の割合が多い。そこで重要になるのが 「筋トレ」 だ。

東北大学のスマート・エイジング・スクエア店では、有酸素運動をしながら筋トレをしており、サーキット上に並べられたマシーンを30秒ごとに変えながらぐるぐると周回しているのだという。

サーキットを2周した時点で毎回手で脈を測っているのだが、このときにスマートウォッチがあれば、わざわざ手で測る必要がなく便利。さらに筋トレ中の歩数や消費カロリーなどを確認できる点もスマートウォッチならではの利点だ。

有酸素運動や筋トレに加えて、スマート・エイジングを実現する上で必要なのが良質な睡眠を取ること。スマートウォッチの 「睡眠トラッキング」 機能を利用すれば、自分のレム睡眠とノンレム睡眠のリズムをグラフで確認でき、睡眠の質を目で見て確認しやすい。

良質な睡眠を取る上で、入眠2時間前に活動モードからリラックスモードに入ることが重要だ。ぬるめのお湯に30分使って身体を温めたりすること、パソコンやスマートフォンなどの光をあまり見ないこと、アルコールを飲まないことなどのほか、スマートウォッチを使って深い呼吸運動をすることも有効であるという。深い呼吸をすることで、スッキリしてよく眠れる効果があるとのことだった。

最後に村田氏は、健康管理や運動記録には 「HUAWEI WATCH FIT 2」 や 「HUAWEI Band 7」 がオススメだと紹介した上で、「高齢の両親へのプレゼントにも良いと思います」 と語った。

「HUAWEI WATCH FIT 2」 や 「HUAWEI Band 7」 は、ファーウェイ公式サイトなどから購入可能だ。敬老の日が近いこともあり、高齢の両親や祖父母へのプレゼントとして、ぜひ検討してみてはどうだろうか。