現地時間2月9日、Apple初のスマートスピーカー「HomePod」の販売が開始されたが、同製品はベータ版のファームウェアが搭載されている状態で出荷されていることが判明した。9to5Macが伝えている。
「HomePod」にはiOSをカスタマイズしたファームウェアが搭載されていることがすでに判明しているが、「HomePod」を入手したユーザーが確認したところ、出荷時点でのファームウェアのバージョンは「iOS 11.2.5」、ビルドナンバーは「15D59」となっていたという。
この「15D59」は「iOS 11.2.5 beta 7」と同じ日にリリースされた「HomePod」のファームウェアのビルドナンバーと一致。おそらく、今後すぐに正式版がリリースされることになるものと考えられる。
ちなみに、「HomePod」のファームウェアに関して、ベータ版やパブリックベータ版がリリースされるかどうかは不明だ。
「HomePod」は、まずは米・英・豪の3カ国で発売し、今春にはフランスやドイツでの発売が発表されている。日本での発売に関しては現時点では未定となっている。