現地時間23日、Appleは発売を延期していたスマートスピーカー「HomePod」を2月9日に発売することを正式に発表した。
「HomePod」は、一般的なスマートスピーカーよりも音質を重視した仕様になっているが、9to5Macによると、FLAC形式の音楽ファイルの再生をサポートしていることが発見されたとのこと。
「HomePod」はFLAC形式に対応
FLAC形式とは、可逆圧縮の音声ファイルフォーマットのことで、ファイルをデコードすることで元の音源を復元できるというもの。
「HomePod」はこのFLAC形式の音楽ファイルの再生に対応しているため、通常の音楽ファイルよりも原音に近い音質に。Appleの発表内容でも、「HomePod」は音質を重視した作りになっているとのことだったので、この仕様には納得だ。
また、AptXコーデックを使用しない限り、通常のBluetooth通信ではロスレス再生が制限されているが、Appleの「HomePod」は「AirPlay 2」でロスレス再生をサポートしているため、ワイヤレスでありながら高音質なロスレス再生を楽しむことが可能だ。
「HomePod」はアメリカとイギリス、そしてオーストラリアで2月9日に発売予定。カラーラインナップは、スペースグレーとホワイトの2色、どちらも349ドルで販売される。上記の国以外では、ドイツとフランスで今春に発売することが決まっている。