Appleが2018年初頭に発売することを約束している同社初のスマートスピーカー「HomePod」。
今月17日に、同デバイスの初回製造分の出荷が開始されたことが明らかになっていたが、現地時間20日、「HomePod」は米連邦通信委員会(FCC)の審査を通過し、Appleは同デバイスを販売できる状態になったことが明らかになった。
「HomePod」がFCCの審査を通過、いよいよ発売か
この米連邦通信委員会(FCC)は、米国内で販売される携帯電話や無線機器に対して、有害な電波が機器から発せられていないことを確認するための試験を行なっており、電波を発する製品はすべて同テストをパスしないと販売することができない。
このテストに「HomePod」は合格。FCCのウェブサイトに関連書類が公開されているとのこと。これで販売する準備が整ったことになり、十分な在庫積み上げが完了次第、Appleは販売を開始する可能性が高い。
ただし、Appleの言う「2018年初頭」が、具体的にいつ頃を指すのかも気になるところ。Appleはこれまで「初頭」という言葉を使った時、1~4月頃までの約4ヶ月を示すことが多く、今回のケースの場合、早ければ数週間以内に発売してもおかしくないが、場合によっては4月に発売してもおかしくないことになる。初回出荷が開始されていることから、おそらく2月中に発売するとみられるが、果たしていつ発売になるのだろう。
参考までに、Appleの製品はほぼ全ての製品がFCCを通過しており、例えば「iPhone X」の場合は10月4日にFCCを通過後、11月3日に発売が開始された。
ちなみに、「HomePod」はアメリカとイギリス、そしてオーストラリアで販売が開始される予定、残念ながら日本国内での販売は現時点ではなし。カラーラインナップは、スペースグレーとホワイトの2色、どちらも349ドルで販売される予定だ。
[ via MacRumors ]