
サンフランシスコに本社を置くスリープテックブランド「Hilu」は、寝苦しい夏の夜も快適に過ごせるブランケット「HILU Bluvet」を国内展開する。現在「CAMPFIRE」にて先行予約販売を実施中だ。
本製品の販売に先駆け、「HILU Bluvet」のサンプルを提供いただき、ひと足先に試すことができたので紹介したいと思う。
3WAYでオールシーズン使える冷感ブランケット
「HILU Bluvet」は、Hiluが開発した新素材「Adaptex CoolWeev」を使った接触冷感の調湿ブランケット。布団内の熱・湿気を効率よく逃がして調湿をサポートし、春夏は冷感ブランケット、秋冬は掛布団カバーや敷パッドとして1年を通じて使える3WAY仕様を採用している。
Hiluは2023年にCAMPFIRE第1弾企画としてグラフェン100%素材で作った温度調整ブランケットを展開していたが、今回の製品はCAMPFIRE第2弾。夏の寝つきにくさに焦点を当て、快適な睡眠を提供するための製品となる。
サイズは、シングル (210x150cm)、セミダブル (210x170cm)、ダブル (210x190cm) の3種類。カラーラインアップはいずれもヘイズブルー/アッシュグレー/アイボリーの3色が用意されている。
こちらが「HILU Bluvet」。表面には六角形のデザインが採用されていて、この構造が肌との間に微細な空気の層をつくり、通気性と放熱効果をアップしているという。表面の穴は通気性を高めるためのものだ。
本製品は3WAY仕様になっており、寝苦しい夏の夜にはそのまま冷感ブランケットとして使えるほか、側面のファスナーを開けて掛け布団やマットレスのカバーとして使うこともできる。
表面はサラサラとした触り心地で、安っぽさは感じられない。生地は伸縮性があって、中に掛け布団やマットレスを入れるときにもスムーズだ。中には6か所に布団を結びつける紐が用意されていて、使っているうちに布団がずれて寄ってしまうのを防止できる。
ブランケットとして使う場合は、中に何も入れずにただ寝るときに体の上にかけるだけでOK。新素材の「Adaptex CoolWeev」のおかげで表面がひんやりするので、お酒を飲んで少し火照った体で寝転がったときにも気持ち良いのが個人的には気に入っている。
実際に「HILU Bluvet」を使って寝てみたところ、朝起きたときの快適度がかなり違うことに気づいた。筆者はよく寝汗をかくタイプで、朝起きたときに布団の中がムワッと蒸れていて体がベタつくのが気になっていたのだが、「HILU Bluvet」を使い始めてからは布団の蒸れが気にならず、朝の体のベタつきも改善されて、快適に起きることができている。
お手入れが簡単なのも魅力だ。洗濯機で丸洗い可能で、朝干せば夜までには乾くくらいの速乾性も備える。乾かすときには乾燥機は使わず、風通しの良いところで陰干しすればOKだ。
また、この手のブランケットは最初は触り心地が良くても、一度洗濯するとゴワゴワと固くなったりするものもあるが、本製品は洗濯をしてもサラサラで、気持ちの良い触り心地をキープできたので安心していただきたい。
9月に入ってようやく夜に涼しさを感じるようにはなってきたが、ここ数年は毎年暑い夏が続いていて、夜に暑くてうまく寝付けないという人も多いと思う。筆者が住む東京では、早いと4月頃から寝苦しさを感じるようになり、1年のうち6〜7ヶ月くらいは夜もエアコンをつけっぱなしで寝ることが多くなった。
「HILU Bluvet」があれば、寝苦しい夜も快適に過ごすことができ、しかも掛布団カバーや敷パッドとしても使うことができ、オールシーズンを通して使い続けられる。触った感触もサラサラで気持ちよく、寝具としてはかなり優秀だと感じた。
「HILU Bluvet」のプロジェクトでは、同じ素材で作った枕カバーも用意されている。サイズは45x62cmで、カラーラインアップは布団と同じ3色が用意。ブランケットと同じ素材で、コロンと横になったときに顔がひんやりしてとても気持ちがいい。ブランケットと一緒に使いたい人はこちらもチェックしていただきたい。