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『Halo Infinite』レビュー (キャンペーンモード)。オープンワールドで自由度向上、これまでの謎を解き明かす壮大ストーリーが魅力

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今月9日にキャンペーンモードがリリースされた『Halo Infinite』。先行してマルチプレイが無料で提供されたことで、Xboxユーザーはそちらで次世代のFPSをプレイして盛り上がっていたようだが、是非ともキャンペーンモードもプレイしていただきたい。

『Halo Infinite』のキャンペーンモードは、前作『Halo 5: Guardians』のあとを描く。主人公はHaloシリーズお馴染みのマスターチーフだ。

正式リリースを前に、筆者はメディア向け『Halo Infinite』キャンペーンモードの先行プレイに参加することができたため、キャンペーンをプレイして感じた感想など、当レビューでご紹介しようと思う。なお、本記事はストーリーの核心部分については触れないつもりだが、一部ネタバレがあることに注意いただきたい。

『Halo Infinite』とは (ネタバレ含む)

今回プレイした『Halo Infinite』のキャンペーンモードは、2021年12月9日にリリースした 「Halo」 シリーズの最新作。Xbox Series X|S、およびXbox One、Windows PCにてプレイ可能だ。

物語は唐突にはじまる。ストーリーは前作『Halo 5: Guardians』から18ヶ月後、銀河中の知的生命体を絶滅させる恐ろしい力を持った環状惑星 「ゼータヘイロー」 を起動しようと企む敵対勢力 「バニッシュト」 との戦いの最中、大型空母インフィニティが襲撃され、UNSC (国連宇宙軍) は壊滅的な被害を受けてしまう。

その混乱の最中、輸送機で脱出し、宇宙を一人で彷徨っていた 「エコー216 (UNSCの生き残り)」 は、バニッシュトとの戦いで気を失い、宇宙空間を漂流していたマスターチーフを発見し、無事蘇生に成功する。

その後、バニッシュトの戦艦に一矢報いたマスターチーフは、謎のメッセージの発信源を追うため、エコー216とともにゼータヘイローへと向かうことになる。

ゼータヘイローに到着したマスターチーフは、新たなAI 「ウェポン」 に出会う。ウェポンは、『Halo 5: Guardians』で暴走したAI 「コルタナ」 を消去するために作られた存在で、すでにコルタナは消去されたとマスターチーフに伝える。

しかし、本来であればコルタナの消去をもって同時に消えるはずだったウェポンがまだ存在していることから、コルタナが本当に消去されたのか、もし消去されたのだとしたら、なぜウェポンがまだ存在しているのかという新たな謎に直面する。

かつての相棒だったコルタナは一体どうなったのか?そして、ゼータヘイローを起動しようと企むバニッシュトから人類を守ることができるのか?新たな相棒ウェポン、そしてエコー216とともに、マスターチーフはゼータヘイローをめぐる戦いに身を投じることになる。

プレイしてみた感想

実際に『Halo Infinite』のキャンペーンモードをプレイしてみて、まず面白いと感じたのがオープンワールドに近い形式でゲームを進めていくスタイル。FPSに多い一本道のキャンペーンモードに比べて自由度が高く、色々な楽しみ方ができる。

ゼータヘイローのマップ上には、ストーリーに関わるメインミッションのスタートポイントはもちろん、敵に占拠されてしまったUNSCの前線基地を奪還したり、バニッシュトのネームド兵を排除するといったサブミッションにあたる多数のポイントが存在する。

メインミッションだけをこなして最短でプレイすることは可能だが、サブミッションもこなしていくことで、拠点を奪い返してファストトラベルが利用できるようになったり、強い武器や乗り物が利用できるようになるなどの恩恵がある。すべてをこなすのは大変だが、腕試しもかねてぜひともチャレンジしてみていただきたい。

戦闘面においては、銃での攻撃のほかに 「グラップルショット」 を活用した攻撃がとても楽しい。

グラップルショットは、壁や敵などあらゆるものに向けて発射することで、高速でその方向に向かったり、遠くのアイテムを引き寄せることができる便利装備。

同装備を活用すれば、有利な場所に移動して射撃できたり、敵に突撃していって強烈なパンチをお見舞いしたり、フュージョンコイルと呼ばれる爆発物を手元に引き寄せてポイっと相手に投げつけたり、多彩な戦い方で敵を蹴散らすことが可能だ。

また、近接戦に持ち込むことができれば弾薬も節約できる。敵の数が多いとき、残弾数が少ないときには積極的にグラップルショット→パンチを活用していこう。

プレイしていて少し大変だったのが、メインミッションや大規模な拠点などでたくさんの敵を相手にするとき。固定砲台などでガンガン攻撃してくる敵がいる状況では、ちまちまと反撃していてもなかなか戦況を打開できず、そのうちに数で押し込まれてしまうことが多かったように感じた。

メインミッションはともかく、サブミッションはすべてクリアしなければならないというものでもないため、まだ強い武器がない時点ではあえて大規模拠点はスルーしておき、あとで強い武器をゲットしてから戻ってくるというのもアリだ。

まとめ

『Halo Infinite』のキャンペーンモードは、これまでの『Halo』シリーズで語られなかった真実や、張り巡らされた伏線を回収する物語になっており、(今回は重大なネタバレを防ぐため詳しくは言及しないが) シリーズのファンにとっては嬉しい内容になっていた。

今作はストーリーを追っていく上で、AIの 「ウェポン」 が良い役割を果たしている。ウェポンは過去の事件の詳細や、そのときマスターチーフが感じたことなどについてはほとんど知らないことから、疑問に感じた部分に対しては積極的に質問を投げかける。ウェポンからの質問に対しては、マスターチーフも真摯に答えていたことから、この2人のやりとりを通して作品への理解が深まったように感じた。

ただし、各勢力の説明や従来から登場している人物に関しての説明は序盤から一切ないことから、完全なる新規ユーザーが本作のストーリーを理解するのはかなり難しいだろう。各勢力や登場人物について、前作までの情報をきちんと理解した上でプレイすることをオススメする。

オープンワールド形式を取り入れたことでプレイの幅が大きく広がり、より自由に任務をこなしていけるようになった本作。1つの敵拠点を攻めるにしても、武器や乗り物の組み合わせによって多彩な攻略方法が存在するため、最後まで楽しくプレイできること間違いなしだ。

『Halo Infinite』のキャンペーンモードは、PCやXbox Series X|S、Xbox Oneでプレイ可能。基本プレイ無料のマルチプレイヤーも楽しいので、ぜひ『Halo』シリーズのファンは両方ともプレイしていただきたい。

画像提供:Microsoft

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。