『Gungrave G.O.R.E.: Blood Heat』発表。UE5で完全リメイクされるガングレイヴ最新作

韓国のデベロッパーIGGYMOBは、Xboxが配信した「Tokyo Game Show 2025 Broadcast」にて、新作『Gungrave G.O.R.E.: Blood Heat』を発表した。対応プラットフォームはXbox Series X|S、PC(Steam/Microsoft Store)、PS5。発売時期は未定となっている。

本作は、2022年に発売された『Gungrave G.O.R.E』をゼロから再構築・再設計したフルリメイク版だ。開発にはUnreal Engine 5が採用され、グラフィックスや演出が刷新されるだけでなく、アクションや戦闘システムにまで大きな手が入るという。

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二丁拳銃と棺桶が生み出す『Gungrave G.O.R.E』の爽快感を再構築

『ガングレイヴ』シリーズの象徴といえば、主人公「グレイヴ」が操る二丁拳銃「ケルベロス」と武装棺桶「デス・ホーラー」だ。無限弾薬の銃撃戦に加え、棺桶を使った近接攻撃や敵の攻撃を弾き返すスタイルは、オリジナル版でもシリーズファンを魅了してきた。

今回のリメイクでは、このスタイリッシュなガンアクションを現代向けに再設計。銃撃と近接戦闘の連携はよりダイナミックに強化され、新たなアクションシステムや敵のデザイン、爆発的なインタラクションなども加わるほか、レベルデザインやモーション、ビジュアル面もすべて作り直される。

公開されたトレイラーでは、Unreal Engine 5による高精細なビジュアルでグレイヴが敵を殲滅する姿が確認できた。シリーズ伝統の爽快な弾幕アクションはそのままに、現行ハードの性能を活かした表現と爆発力のある新システムが加わることで、ファンにとっては懐かしくも新しい体験になりそうだ。

長年のファンはもちろん、過去作を知らないプレイヤーにとっても、ここからシリーズに触れられる “入り口” になることをIGGYMOBは意識しているようだ。彼らが「完全な再誕(Complete Rebirth)」と呼ぶこのリメイクは、『ガングレイヴ』が持つハードボイルドな世界観とアクションのDNAを受け継ぎながら、現代のゲーム市場に再び存在感を示す試みとなるだろう。

(画像:Microsoft)

Xbox Series X|S
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