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GoPro、ドローンビジネスから撤退へ

アクションカメラで知られるGoProは、ドローン事業から撤退することを決めた。

同社はドローン市場で十分な収益を得ることができなかったことから、同部門の縮小を開始する。現在、GoProで働く200人以上の従業員を解雇する予定。さらに、Nicholas Woodman CEOは自らの給与を1ドルに引き下げる方針であるとのこと。

同社が撤退を決めたことで、GoProの最後の製品は「GoPro Karma Drone」になる。

ちなみに、799ドルもする同ドローンは完成度が低く、2016年11月の発売からわずか15日ほどでリコールが発表されていた。原因は飛行中に安定した出力を供給することができなかったためで、最悪の場合墜落の恐れが指摘されていた。

GoProはリコール後も同製品の販売を続けていたが、やはり業績は芳しくなかったようだ。撤退は「GoPro Karma Drone」の在庫を全て販売したのちに行われる予定で、同社がドローン撤退を行うためにかかる費用は数千万ドルにのぼるとみられれている。

[ via The Verge ]