5月16日、Googleは「Google ニュース」アプリの配信を開始した。App StoreおよびGoogle Playからダウンロードすることが可能になっている。
今回、Googleがリリースした「Google ニュース」アプリは、同社が提供しているニュース配信プラットフォームから、独自のAIを利用しユーザーに合ったニュースをピックアップして配信するニュースアプリ。
これまで提供されてきた「Google Play ニューススタンド」アプリに、モバイル版「Googleニュース」や天気アプリを統合した上で、アプリのUIを完全リニューアルしたものになっている。
ユーザーの興味のある記事を自動的にピックアップ
アプリに搭載されているAIは、ユーザーごとに関心のある記事やよく読むニュースサイトなどの傾向を把握し、興味を持つ可能性がある記事の中から最大5つのニュースを自動的にピックアップ。その日に起きた出来事や押さえておきたい重要度の高いニュースを、すぐに収集することができるようになっている。
ニュース記事は新聞やブログ、雑誌など1000を超える信頼できるニュース提供元から配信される。雑誌などの有料コンテンツに関しても、クレジットカードを登録することで簡単に読むことができるという。
また、自身の好きなメディアをGoogleアカウントに紐づけて登録しておくこともできる。登録することで、ニュースフィードに比較的優先的に表示されるようになる。
「Googleニュース」アプリは読みやすさを重視し、デザインも一新されている。ひとつひとつのニュースを大きく表示し、ニュースをインタラクティブに紹介。
AIによる解析によって、重要度の高いニュースが時系列順に並べられているため、事件や話題がどのように変わっていったかを一目で理解できるようになっている。
そのほか、ソーシャルコメントの表示や各メディアが公開している動画もまとめられていたりする。調べごとをするには適したアプリではないかもしれないが、その日のニュースを把握するには最適なアプリかもしれない。
ちなみに、当サイトはGoogle ニュースへの記事配信を行なっているため、「Google ニュース」アプリ内で記事を読むことができるようになっている。当サイトの記事が読みたい場合は、ぜひ「corriente.jp」と検索して、お気に入り登録していただければと思う。
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