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Googleマップ、移動ルートを3Dで見られる 「Immersive View for routes」 発表。東京含む15都市で数カ月以内リリース

現地時間5月10日、Googleは年次開発者会議 「Google I/O 23」 を米カリフォルニア州Mountain Viewにて開催。同イベントのなかで、Google Mapの新機能 「Immersive View for routes」 を発表した。

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Google Mapに移動ルートを3Dで見られる新機能が追加

「Immersive View for routes」 は、Google Mapでルート検索したときに、移動ルートを3Dで見ることができる機能。移動するルートを立体的に視覚化することでより簡単にルートを把握することが可能になる。

「Immersive View for routes」 は、AIとストリートビュー、航空写真を融合することで実現させた機能だ。さらに、道路の混雑状況や天気情報、空気質もシミュレートすることができ、それらもImmersive Viewに反映することが可能。ジャケットを着たり、日焼け止めを塗ったりと、事前準備して出かけることも可能だ。

本機能が利用できるのは、自動車道路だけでなく、自転車専用道路や歩道、交差点や駐車場でも利用できる。

本機能は、アムステルダム、ベルリン、ダブリン、フィレンツェ、ラスベガス、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、マイアミ、パリ、シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、東京、ベニスの計15都市で今後数ヶ月以内に利用可能になる予定。まずは、iOS/Android向けGoogleマップアプリで利用可能になる。

開発者が自身のアプリケーションで本機能を利用したい場合は、本日プレビュー版が公開された新しいAerial View APIを使うことで簡単に組み込むことが可能だという。また、3Dマップをカスタマイズしたい開発者のために、Map Tiles APIを通じてフォトリアリスティックな3Dタイルの実験的リリースを開始している。

Google Earthの背後にある高解像度の3D画像を解放することで、開発者は画像に簡単にアクセスでき、3Dマップをゼロから構築することなく、ブランド独自の没入型体験を作ることができるとしている。

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(画像:Google)