Google I/O 2020が完全中止に。オンラインイベントも開催せず Googleが正式発表

3月20日、Googleは5月に開催予定だった開発者会議 「Google I/O 2020」 を完全に中止することを発表した。COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で開催中止となり、代替イベントをオンラインで開催する方針を発表していたが、その計画を取りやめた。

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Google I/O 2020、オンラインでも開催せず

Googleは20日、Google I/O 2020の公式サイトで以下の声明を発表。従業員や開発者、地域コミュニティに対する安全の懸念から、今年は 「Google I/O 2020」 を中止するとともに、開発者ブログやコミュニティフォーラムなどを通じて、同社のプラットフォームの更新情報を共有していく方法を検討していくとした。

「開発者、従業員、地域コミュニティの健康・安全性への懸念および(米カリフォルニアの)ベイエリアからの要請に従い、今年はGoogle I/Oを開催しません。

現在、私たちができる最も重要なことは、私たちが直面している新しい課題に対して人々を支援することに注力することです。 開発者ブログやコミュニティフォーラムを通じて、プラットフォームの更新を共有する他の方法を見つけることに引き続き取り組んでいきます。」

Googleは毎年5月に開発者会議 「Google I/O」 を開催し、世界から開発者を招待して各種発表を行なっている。今年は新製品や新しいOSに関する発表が予想されていたが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のおかげでそれは叶わなくなってしまった。おそらくGoogleは 「Google I/O」 としてではなく、違う形でこれらの新製品・新サービスを発表することが予想されるが、現時点ではいつどのような形で発表されるかは不明に。今後のGoogleの発表を待ちたいところだ。

ちなみに、新型コロナウイルスの影響は 「Google I/O」 だけでなく、他の大規模イベントにも影響を及ぼしている。Appleは毎年6月に世界中の開発者を集めた開発者会議 「WWDC」 を開催しているが、今年はオンラインでの開催に切り替えたことを発表している。

ただし、新型コロナウイルスの状況によってはGoogleのようにオンラインイベントの開催も危ぶまれる。米テックメディアはAppleなど各テックカンパニーに対して各種イベントの開催を見合わせるか問い合わせしているが、現時点では回答は得られていないようだ。

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