Googleスプレットシート、アップデートでマクロ機能が利用可能に

現地時間11日、Googleは生産性向上ツール「G Suite」上の「スプレットシート」の大型アップデートを実施し、マクロ機能のサポートを開始したことを発表した。

この機能を使うことで、同じ手順を何度も繰り返して入力するようなデータを自動で入力できるようになる。

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Googleスプレットシートでマクロ機能が利用可能に

スプレットシートでは、メニューに新たに加わった「マクロ機能」を選択してからスプレットシートを操作すると、その1つ1つの操作が記録される。

記録された操作はコマンドを入力するだけで同じように再現されるため、それ以降はユーザーの手を煩わせることなく、スプレットシートが自動で入力してくれるようになる。

また、マクロを記録している最中に操作を間違ってしまっても、わざわざ1から操作し直す必要はない。というのも、記録されたマクロは自動的に「Google Apps Script」に変換されるため、間違って操作してしまった部分のスクリプトを修正すれば問題ないのだ。

表計算ソフトのマクロ機能といえば「Microsoft Excel」が有名だったが、今後は「Googleスプレットシート」という選択肢もできたことになる。

現時点では「G Suite」内のスプレットシートでのみ利用可能で、一般ユーザー向けに無料で提供されているスプレットシートでの利用はできないようだが、いずれ利用できるようになる可能性がある。「Googleスプレットシート」利用者は期待しておこう。

ちなみに、今回のアップデートでは、マクロ機能の他にも、用紙サイズのカスタマイズや改ページ機能、行とカラムのグループ化など複数の機能が追加されている。

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