今年末、Googleが自社製の”スマートディスプレイ”を発売するという情報が入ってきた。発売時期は今年末、ちょうどホリデーシーズンあたりになる。
現在、AmazonをはじめGoogleやAppleなど名だたる企業がスマートスピーカー市場に参入し、様々な製品を発売しているが、その中でも最近注目を浴びているのがディスプレイを搭載したスマートスピーカー、通称「スマートディスプレイ」。日本でも今年7月、円形のディスプレイを搭載した「Amazon Echo Spot」が上陸し話題となった。
スマートディスプレイは従来までのスマートスピーカーにディスプレイが搭載されたことで、声だけでなく目でも情報をチェックできるようになるなど、スマートスピーカーの可能性を広げたことで世界的にも注目が集まっているが、さらにGoogleも自社製スマートディスプレイを市場に投入予定のようだ。
Google製スマートディスプレイが今年末に登場
Nikkei Asian Reviewの報道によると、Google製スマートディスプレイは2018年末のホリデーシーズンに登場予定。Googleは同スマートディスプレイの初期出荷台数の目標を300万台と少し強気に設定しているようだ。
このGoogle製スマートディスプレイの詳細については、音声コマンドはもちろん、YouTubeの再生ができるようになることが予想されているが、その他の機能に関してはほとんどが不明だ。情報によると、製造は台湾のPegatronが請け負っているとのこと。
「Google I/O 2018」で披露されたLenovo製スマートディスプレイ
ちなみに、今年5月に開催された開発者向けイベント「Google I/O 2018」では、JBLやLG、Lenovoなどのメーカーから「Googleアシスタント」を搭載したスマートディスプレイが発売することがアナウンスされていたが、Googleが自ら開発するスマートディスプレイはこれまで存在せず。もし今回の情報が事実なら、Googleから初のスマートディスプレイが登場することになる。
また、Googleは新製品発表イベント「Made by Google」を10月に開催するとみられているため、スマートディスプレイはそこで正式発表となる可能性が高い。今年のGoogleの注目製品のひとつとなりそうだ。
[ via 9to5Google ]