Google Stadia、2023年1月18日にサービス終了。Stadia関連ハードウェアやソフトウェアはすべて返金予定

現地時間9月29日、Googleは同社クラウドゲーミングサービス 「Stadia」 を2023年1月18日(現地時間)にサービスを停止すると発表した。

同日をもって、Stadiaで展開されてきたゲームをプレイすることはできなくなる。また、本日よりStadiaプラットフォームにおいてコンテンツの購入ができなくなっている。

Googleによると、Stadiaのサービス提供が終了する2023年1月18日(現地時間)まではこれまで通りStadiaでゲームをプレイすることが可能であるとのこと。

ただし、それ以降はゲームのプレイは不可能になるほか、一部クロスプレイタイトルを除き、ゲームの進行度をほかプラットフォームに引き継ぐことはできないとのこと。

Googleは 「Stadia」 向けに販売されたハードウェア (Stadia Controller、Founders Edition、Premiere Edition、Play and Watch with Google TV Package) と、ソフトウェア (ゲーム本編や追加コンテンツ) の返金対応を行う。また、Stadia Proのサブスクリプションは返金対象外となるものの、今後は課金なしでStadia Proを利用してゲームをプレイし続けることができる。

返金対応は国や地域などによって方法や時期が異なるとのことだが、2023年1月18日までに完了する予定だという。

Stadiaは、Googleが提供するクラウドゲームサービス。ネットワークさえあれば、PCやスマートフォン、タブレットなど特定のハードウェアに依存することなくゲームをプレイできる。

当初のサービス提供国はアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、ベルギー、デンマーク、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、スペイン、スウェーデンの14ヶ国。その後、提供地域は広まっていくとアナウンスされていた。しかし、サービスが開始されてから3年が経過したものの、日本でサービスが提供されることもなくサービス展開が終了することになってしまったようだ。

Googleは、「Stadiaは数年前に立ち上げられてから、強力な技術基盤に基づき構築されてきたが、私たちが期待していたほどユーザーから支持を得ることができなかったことから、Stadiaのサービスを終了するという難しい決断を下しました。」 とコメントしている。

関連リンク:Stadia Announcement FAQ – Stadia Help

(画像:Google)

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