9月16日、Google Japanは 「Google ニュースショーケース」 を日本国内で提供開始した。
「Google ニュースショーケース」 日本国内で提供開始
Google ニュースショーケースは、国内主要報道機関が参加するニュースプログラム。各報道機関ごとにパネル分けされ、単一または複数の記事がわかりやすく表示される。
参加する報道機関は、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、中日新聞、河北新報、京都新聞などの全国紙・地方紙ほか、時事通信、共同通信を含む国内40社以上。参加する報道機関の90%以上は、地方紙や地域紙となっている。
▶︎ Google ニュースショーケースの提供を開始 – Google Japan Blog (2021年9月16日)
同プログラムは、GoogleニュースとDiscoverプラットフォームで高品質なコンテンツをキュレートし、読者が求める報道を届け、同時に “報道機関の持続可能性” に貢献することを目的としたもの。Googleはライセンス契約の一環として、参加報道機関の一部有料コンテンツへ読者がアクセスできるようにし、報道機関に対して支払いを行う。さらに、読者に対してより多くの記事へのアクセスできるようにし、読者とパブリッシャー(記事提供元)との関係を深めることで、サブスクリプションの拡大に貢献するとしている。
パブリッシャーは掲出する記事の選別や掲出方法、、ブランディングを直接制御することが可能。パネルはiOS、Android、モバイルウェブのGoogleニュース、およびiOSのDiscoverに表示される。
Google ニュースショーケースは日本、英国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、フランス、イタリア、チェコ、インド、コロンビア、アルゼンチンを含む12カ国で提供されており、1,000社を超える報道機関が参加している。対象となる国や地域は今後も拡大予定だという。