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GoogleのAIチャットボット 「Bard」 が日本語/韓国語に対応。大規模言語モデルは 「PaLM 2」 に移行

現地時間5月10日、Googleは年次開発者会議 「Google I/O 23」 を米カリフォルニア州Mountain Viewにて開催。

同イベントのなかで、GoogleのAIチャットボット 「Bard」 が日本語/韓国語に対応したことを発表した。試験運用の段階ではあるが、すでに両言語で利用することが可能になっている。

また、「Bard」 を利用開始するための “順番待ち (Waiting List)” も廃止され、希望者はすぐに利用開始することが可能になる。

新たに対応した日本語/韓国語に加えて、今後も対応言語は増える予定で、今後40言語への対応を予定している。利用可能国・地域は180以上。

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GoogleのAIチャットボット 「Bard」 が日本語と韓国語に対応

「Bard」 は、2021年5月にGoogleが発表した対話型AI。CEOのサンダー・ピチャイ氏によると、世界の幅広い知識と、大規模言語モデルの能力・知性・創造性を組み合わせることを目指しており、Web からの情報を活用し、最新で質の高い応答を提供する。

当初採用されていたLLM (大規模言語モデル) は 「LaMDA)」 と呼ばれる軽量モデルだったが、今年3月より新たな言語モデル 「PaLM」 に移行していた。

今回のGoogle I/Oにあわせて大規模言語モデルは 「PaLM」 から 「PaLM 2」 に移行する。より正確な返答が可能になるだけでなく、質問に対してテキストだけでなく、画像を含めた返答が可能になるという。

さらに、要望の多かった 「ダークモード」 に対応する。また、Bardの回答は、Googleドキュメントにエクスポートできたり、Gmailのメール作成時の下書きとして利用することも可能だ。

今後はGmailやGoogleドキュメントだけでなく、GoogleドライブやGoogleマップなど、Googleの各サービスの拡張機能として提供することも検討しているとのことだ。

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(画像:Google)