Googleアシスタント、対応言語が30ヶ国語に増加へ 年内に多言語の自動認識に対応しマルチリンガルに

Googleアシスタントは現在、合計7言語を話すことができるが、2018年内に30ヶ国語に対応することが発表された。

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Googleアシスタントは合計30カ国の言語を理解可能に

これまでは、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、そして我らが日本語に対応しているが、Googleの発表によると、今後数カ月で以下の国の言語が追加される予定であるという。

デンマーク語、オランダ語、インドネシア語、ノルウェー語、スウェーデン語、タイ語

さらに、年内には30カ国語に対応する予定。アラビア語などが含まれ、全世界の95%のユーザーをカバーすることができるようになるという。Googleアシスタントの言語実装は数回のアップデートを経て行われる。

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同時多言語理解が可能に

そして、複数の言語を話すことができる人や家庭内でも複数の言語が入り混じる家庭にとって便利な機能が追加される。それは、Googleアシスタントのマルチリンガル化。

例えば、メイン言語を日本語に設定しているGoogleアシスタントでも、英語やフランス語で話しかけても、対応する言語で理解し、返答ができるというものだ。当初は英語とフランス語、ドイツ語でサポートされ、段階的にサポートする言語が増えていくとのこと。残念ながら日本語はまだ利用できない模様。

マルチコマンド機能「Routine」や位置情報をトリガーにするリマインダー機能も順次実装へ

上記の新機能のほかにも、Googleアシスタントはマルチコマンド機能「Routine」機能に対応する。これは、1つの音声コマンドで、複数のコマンドを一斉に実行することができる機能。

例えば、「OK Google, I’m home.(ねぇ、Google、ただいま)」と言えば、自動で家の中の照明を灯けて、エアコンの電源を入れてくれる。また「Turn on the TV(テレビをつけて)」と言えば、テレビの電源を入れるだけでなく、自動で部屋の照明を暗めに設定してくれるようにできるはずだ。

これまでも、Googleアシスタントはマルチタスクに対応していたが、同機能が実装されることで、もっと少ない言葉で多くのことを任せることができる。当初は米国でローンチされるが、徐々に対応言語が増える見込み。

そのほか、位置情報をトリガーとするリマインダー機能も実装。この機能はすでにiOS/Android版では利用可能だったが、Google Homeといったスマートスピーカーでも、今後数週間以内に利用できるようになるという。

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