現地時間3月16日、米Googleは新型スマートディスプレイ 「Google Nest Hub (2nd gen)」 を発表。3月30日に米国、英国など一部地域から販売を開始する。
価格は99.99ドルで、販売対象国では本日から予約受付がスタートしている。
「Google Nest Hub (2nd gen)」 が正式発表
「Google Nest Hub (2nd gen)」 は、昨年6月に発売したGoogleの次世代スマートディスプレイ 「Google Nest Hub」 の次世代モデル。より洗練されたデザイン、より高速なプロセッサ、より大きなスピーカーが特徴。
タッチスクリーンのサイズは7インチ(1024 x600ピクセル)を維持するが、新たにSoliセンサーを搭載し、ジェスチャー操作やユーザーの睡眠トラッキングが可能に。
睡眠トラッキングはSoliセンサーによってユーザーの動きをキャプチャし、睡眠スケジュールやルーチンと組み合わせて分析することで、睡眠時間や睡眠の質などの情報を計測することができるという。マットレスの下に特別なデバイスを置いたり、手首や脚にトラッカーを装着せず利用できるため、不便なく睡眠計測をすることが可能。
さらに夫婦でひとつのベッドを共有している場合は、パートナーの動きを計測から除外することも可能だという。「Nest Hub (2nd gen)」 は最も近い人の睡眠を計測することができるため、睡眠トラッキングをしたい人の前に置くといいだろう。
スピーカー性能は先代モデルから改善された。より大きなスピーカーを搭載したことで、低音の表現が50%向上したとのこと。
さらに音声認識のレスポンスを高めるため、機械学習チップが搭載された3つ目のマイクが新たに搭載された。頻繁に使われる音声コマンドをローカルで学習することで、応答の高速化を実現した。
カラーラインナップはチョーク、チャコール、ミスト、サンドの4色。価格は99.99ドルで、販売対象国では本日から予約受付がスタートしている。日本での発売時期についてはまだ発表されていないが、近い将来に販売が開始されるのではないだろうか。続報に期待だ。