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ゲッティイメージズ、検索データと消費者意識調査を組み合わせたビジュアルコンテンツの効率選択ガイド 「Visual GPS」 を発表

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6月10日、ゲッティイメージズは25年間にわたる経験や独自の検索データと調査機関YouGovとのパートナーシップによる調査結果を組み合わせた 「Visual GPS (ビジュアル GPS)」 を作成したことをオンラインイベントにて発表した。

この 「Visual GPS」 はビジュアルコンテンツを効率的に選択するためのガイドとなっており、消費者とつながるために必要な要素とその根拠、そしてビジュアル表現を向上するための方法や、情報過多の現代社会におけるビジュアル表現のあり方への答えを明らかにするものであるとのことだ。レポートの内容はこちらから確認することができる。

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ビジュアルコンテンツを効率的に選択するためのガイド 「Visual GPS」 が公開

ゲッティイメージズでは、様々な専門分野のビジュアルエキスパートたちが、膨大な数の検索キーワードやゲッティイメージズのストックフォトサイト 「iStock」 からダウンロードされたビジュアル素材などを研究し、広告や媒体のトレンド、ニュース、消費者行動、ポップカルチャーやクリエイティブな表現の世界における変化などをモニターしているという。

ゲッティイメージズは、消費者の意思決定に影響を与える要因を 「フォース」 と呼んでいるが、今回のイベントではグローバルと日本人における調査結果をベースに、2020年に重要な意味をもつ4つのフォース 「ウェルネス」 「テクノロジー」 「サステナビリティ」 「リアリティ」 が発表された。

ウェルネス

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現在、世界中の消費者は 「こころとからだの健康や社会的健康など、生活のあらゆる面で満足感を得ることが最も重要」 と考えている。

消費者のうち、63%は 「家族のこころとからだの健康である」 ことを最も重要だと考えており、2番目に重要なこととしては57%の消費者が 「金銭面での安定」 が重要であると回答したとのこと。

また、こころとからだの健康に関する調査では 「自分のからだの健康の維持・向上に努めている」 と回答した消費者は82%、「自分のこころの健康の維持・向上に努めている」 と回答した消費者は81%だったとのことだ。

テクノロジー

1219371410 / visualspace / Getty Images

テクノロジーの発展により私たちの生活はとても便利になったが、人と人とのふれあいが減り、サイバーセキュリティなどの問題が発生している。テクノロジーはインスピレーションの源であると同時に、多くの人に動的な緊張感をもたらしている。

テクノロジーの増加は避けられないことだが、多くの消費者は 「自分に関係があるテクノロジーだけを使いたい」 と考えているという。これは、例えば 「スマホやタブレットがあれば大事な人とつながっていると感じることができる」 と回答した消費者が48%、「テクノロジーを使えば目標達成までの経過を確認しやすくなる」 と回答した消費者が69%だったことなどが証明している。

また、日本においては他国ほどAIを警戒していないという興味深い結果も明らかになっている。世界の消費者のうち 「AIをとても警戒している」 と回答した人は43%だったのに対し、日本人は29%しかいなかったという。

サステナビリティ

1226510210 / Ippei Naoi / Getty Images

多くの人が 「若い世代にサステナビリティ(持続可能性)を重視してほしい」 と考えているが、実はサステナビリティは世界中のすべての世代・性別・宗教に関わる普遍的なフォースであることが明らかになった。

特に日本人の消費者のうち、79%が 「いま地球をどう扱うかが将来に大きな影響を与える」 と考えている。この回答をした日本人消費者のうち、75%が 「大気汚染が心配」 、72%が 「海洋汚染が心配」 というコメントに同意する人が多くいたとのこと。

また、サステナビリティという検索キーワードが昨年比で397%増加したことも明らかになっており、この言葉を検索している人は105%アップしたことも報告されている。

リアリティ

1207089670 / visualspace / Getty Images

リアリティや本物らしさは、メディアやアート、ビジネスの世界でホットな話題になっている。フェイクニュースやコンテンツが氾濫する中、「リアルに感じるビジュアルが見たい」 という声が高まっており、そのことが 「ブランドにはこんな風にストーリーを伝えてほしい」 という消費者の期待に大きな影響を与えている。

調査結果では、50%の消費者が 「多様性を取り入れる企業から購入することを希望する」 と回答。さらに61%の消費者は 「企業はあらゆる体型とタイプの人を広告で使うべき」 と回答したとのこと。

また、Z世代(1990年代後半~2000年生まれ)とミレニアル世代(平成初期:1989年~1995年生まれ)は他の世代に比べ、企業があらゆる体型とタイプの人を広告で使うことを重視する傾向にあることも明らかになったという。


これらの調査結果は、「Visual GPS レポート」 で確認可能。レポートでは4つのフォースに関してより詳しくまとめられているため、気になった方はぜひともこちらのリンクからどうぞ。

ゲッティイメージズについて

ゲッティイメージズは、世界で初めてオンラインによる写真のライセンスを始めた会社で、静止画、映像、マルチメディア製品、およびミュージックのライセンスビジネスをグローバルで展開する、世界最大級のデジタルコンテンツカンパニーです。データベースに蓄積された検索用語や世界各地のビジュアルトレンドを収集・分析することによって、クリエイター、デザイナー、企業ユーザーのニーズを満たすコンテンツの制作、またそのノウハウを生かしたビジュアルソリューションを提供しています(公式サイトより引用)。

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