今年2月に開催延期が発表されたゲーム開発者会議 「GDC 2020」 が、2020年8月に開催されることが決まった。GDCを運営するInformaは現地時間19日に正式告知した。
8月に開催される同イベントは 「GDC Summer」 と名前を変え、8月4日から8月6日の3日間にわたって、米モスコーンセンターで開催される予定。
「GDC 2020」 改め 「GDC Summer」 が8月4日から開催
Informaによれば、「GDC Summer」 は来年のGDCを置き換えるイベントではないという。具体的にどのようなセッションが用意されるのかはまだ発表されていないものの、専門家による講演のほか、一連のマイクロトークおよびファイアーサイド・チャット(トークセッション)が開催されるとのことだ。
また、Informaは 「GDC Summer」 開催の一環として、新しいパートナーシッププログラムも発表。同パートナーシップを通じて、期間中に営業活動ができるオンサイトスペースの提供を行うとのこと。さまざまな組織が開発者のポートフォリオをレビューしたり、ポッドキャストを収録するための場を設けることを目標としているようだ。
「GDC 2020」 は当初2020年3月16日から20日まで開催される予定だった。しかし、COVID-19(新型コロナウイルス)の世界的な感染拡大によって今年夏に延期することが決まっていた。
ただし、開催がいまから約4ヶ月後になるとはいえ、新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは増すばかり。同イベントが本当に開催できるのかについては疑問の声も上がっている。今後の新型コロナウイルスの感染拡大によっては中止となってしまう可能性があることは考えておいた方が良さそうだ。