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富士通、AI機能をまとめて使える定額サービス「FMV AI Plus+」1月21日開始

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、文章生成、画像生成、音声活用など複数のAI機能をまとめて利用できる定額サービス「FMV AI Plus+」を1月21日より提供開始する。

本サービスは、株式会社ビットランドとの協業により実現した。複数のグローバルAI技術を、日本語で直感的に扱える形に統合している点が特徴だ。FCCLは「日本初のオールインワン型AIサブスクリプション」と位置づけている。

背景には、日本市場におけるAI活用の停滞がある。FCCLが1万人規模で実施した調査では、AIに「興味がある」と答えたユーザーは約62%だった一方、実際に活用できていない層は約72%にのぼった。理由としては、「難しそう」「よく分からない」「不安がある」といった声が多い。

「FMV AI Plus+」は、AI操作に慣れていないユーザーを前提に設計されている。どのAIプロバイダーを使うかやどういった課金を行うかを考えることなく、ユーザーが何をしたいかを直感的に利用できることを意識した設計になっているという。従来の生成AIで必要とされがちなプロンプト入力も求められない。利用時は、「プライベート」「ビジネス」などの利用シーンを選び、300以上用意されたユースケースからカードを選択するだけでよい。操作は最短3クリックで完結し、処理内容はAI側が自動で最適化する。

機能としては、履歴書や自己PR文の作成、SNS向け画像生成、献立提案、文章要約、AIキャラクターと会話できる「AI Talk」などを用意する。学生や新社会人、PC操作に不慣れな層も想定した内容だ。

料金は、FMVプレミアムサービス会員向けが月額1,100円、My Cloudアカウント登録者向けが月額1,980円(どちらも税込)。複数のAIサービスを個別に契約する必要がなく、コスト面のハードルは低い。

なお、FCCLはFMV利用者向けに、以下の独自AI機能を無料で提供している。

  • 「Reclip」×「PowerDirector for FMV」で思い出を自動で動画に
  • AIと対話しながらPCの困り事を解決できる「FMV AI Mate」

FMVに新たに搭載される「Reclip」と「PowerDirector for FMV」は、AIを活用して写真や動画といった思い出を自動で整理し、手軽に動画としてまとめられるアプリケーションだ。

「Reclip」は、保存されている写真や動画をAIが解析し、旅行やイベント、人物、撮影場所ごとに整理・おすすめ表示することで、思い出を振り返りやすくする。そして「PowerDirector for FMV」は、「Reclip」で選んだ素材をもとに、AIが自動で動画を生成する。動画は縦横比や長さ、テーマを選ぶだけで作成でき、テキストの追加や切り抜き範囲の調整など、簡単な編集にも対応する。

AIによる解析と自動編集を組み合わせることで、操作の手間を抑えつつ、思い出をまとめたハイライト動画を作成できる点が特徴で、日常の記録を気軽に楽しみ、家族や友人と共有しやすくする。

「FMV AI Mate」は、パソコンの使い方が分からないときや、トラブルに直面したときに、AIと対話しながら解決を目指せるサポートアプリケーションだ。チャット形式でいつでも相談でき、気兼ねなく疑問や困りごとを投げかけられる。

FMVのQ&Aサイトをデータベースとして活用し、使用しているパソコンの型名やプレインストールされているアプリをAIが把握したうえで、状況に応じた回答を即座に提示する。質問内容に応じて、回答画面からWindowsの設定画面やFMVオリジナルアプリを1クリックで起動できる点も特徴だ。

また、答えを示す際には、ユーザーの状況や気持ちに配慮した対応を重視している。質問とトラブルではユーザーの心理状態が異なることを踏まえ、柔らかい言葉遣いや丁寧な説明を行うことで、安心して利用できるサポート体験を提供する。

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