今後、地下鉄内でも無料Wi-Fiを利用可能になることがこの度、明らかになった!
東京都交通局は、2月5日から都営地下鉄の車内で無料Wi-Fiを導入することを発表している。
まずは都営浅草線から 対応路線は順次拡大
東京都交通局は、NTTブロードバンドプラットフォーム株式会社、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)と共同で、都営地下鉄の車内に無料Wi-Fiを提供することを発表した。
対応路線は都営地下鉄全4路線。2月5日から「浅草線」で導入を開始し、順次「大江戸線」「三田線」「新宿線」と拡大する予定で、平成32年3月までに都営地下鉄4路線・147編成に無料Wi-Fiを導入していくとのこと。
すでに東京都内の地下鉄駅構内は無料Wi-Fiが利用できるようになっており、ユーザーは自由にインターネットを利用できる。だが、駅間についてはWi-Fiの利用が不可能なため、移動しながら通信をすることはキャリア電波を使う以外方法がなかった。
このWi-Fiの導入が決まったのは、2020年の東京オリンピックへの対応や、訪日外国人の増加に伴う利便性向上を目的としており、今後無料Wi-Fiが利用できる車両の投入が急ピッチで行われるものと思われる。
日本人も無料で利用可能 利用するには利用登録が必要
無料Wi-Fiは、訪日外国人だけでなく日本人も利用することが可能で簡単な登録を行うことで何度でも接続することができる。
都営地下鉄が導入する無料Wi-Fiは、二つの運営会社と協力して導入しているためWi-Fiサービスが二つ存在することになる。都営地下鉄を利用するユーザーはどちらも登録しておくことをお勧めする。
利用方法などの詳しい情報をまとめておくので下記を参考にしてほしい。
「都営地下鉄フリーWi-Fi」
「Free Wi-Fi & Tokyo」と連携しており、「Japan Connected-free Wi-Fi」でも利用可能
利用方法:Wi-Fi選択画面でSSID「Toei_Subway_Free_Wi-Fi」を選択すると利用登録画面に進むことができる。
利用時間:1回180分、1日何回でも利用可能
対応言語:英語 / 中国語(簡体字・繁体字) / 韓国語 / 日本語
Japan Connected Wi-Fi
iOS / Android
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」サービス概要
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」アプリを使用する無料Wi-Fi、付近のWi-Fiスポットを検索することができる
利用方法:「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」をダウンロードすることで利用可能に。SSID「Wi2」を選択する。
利用時間:無制限
対応言語:英語 / 中国語(簡体字・繁体字)/ 韓国語 /タイ語
TRAVEL JAPAN Wi-Fi
iOS / Android
これら無料Wi-Fiを利用できる車両については、それぞれ分かるようにステッカーが貼られているようなので、どちらを使えるかは一目瞭然だ。ただし、他社路線が都営地下鉄に乗り入れる場合については、無料Wi-Fiが導入されていない車両になるため利用ができないとのことだ。
[ via 東京都交通局 ]