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『Forza Horizon 6』2026年に発売へ。舞台は遂に「日本」に

Playground Gamesは『Forza Horizon 6』を2026年に発売すると発表した。また、本シリーズは舞台がどこになるのか毎度話題になるが、今作はなんと「日本」が舞台になるとのこと。

我々日本人にとっては見慣れた光景である日本を、『Forza Horizon』のクオリティで走り回れるようになりそうだ。

発表は「東京ゲームショウ2025」にあわせて配信された「Xbox Tokyo Game Show 2025 Broadcast」内で行われ、シリーズ過去作の要素を織り込んだティーザー映像とともに、日本の景観の一部が公開された。

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日本の表現と車文化

『Forza Horizon 6』の日本マップは実際の国土をそのまま再現するのではなく、象徴的な風景を融合させて構成される。富士山や東京の高層ビル群が登場し、田園や山間部の風景も取り入れられる予定だ。開発チームは実際に日本を訪れ、街の音や雰囲気を体感し、それをゲーム表現に反映させた。

アートディレクターのDon Arceta氏は、「日本は『Forza Horizon』のユーザーにとって最も望まれてきた場所であり、文化や音楽、ファッション、そして車文化がシリーズに適している」と述べた。技術の進化や過去作での経験により、日本を正しく表現できる段階に到達したと言い、「都市のネオンと自然の静けさを両立させた、シリーズ史上もっとも層の厚い環境になる」と述べている。

また、文化コンサルタントを開発初期から導入し、看板の色や街の音といった細部まで考慮している。文化コンサルタントの山下京子氏は「神社や工房、アーケードが同じ街に共存する日本の景観はHorizonに合っている」と説明。「夏の夕暮れに響く風鈴や駅の発車メロディといった小さな要素が、日本らしさを作り出す」と強調する。

日本ならではの自動車文化も大きなテーマだ。軽自動車からチューニングカー、ドリフト文化まで、日本で見られる多様なカーシーンをゲーム内に反映させる。山下氏は「初心者からマニアまで受け入れる日本の車文化はHorizonに適している」と述べた。

さらに、『Forza Horizon 4』で導入された四季の変化は、日本を表現する上でかなり重要な部分だ。桜の季節や雪の冬、夏の暑さなど、景観だけでなく街の音や雰囲気も変化する仕組みが導入される予定だ。

正式なゲームプレイ映像は2026年初頭に公開予定。リリースはXboxとPCが先行し、その後PlayStation 5にも展開されるとのこと。続報に期待だ。

(画像:Microsoft)