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フォード、日本から完全撤退へ 販売は年内まで

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フォーカスやエクスプローラーなどフォード車の国内販売が今年限りで終了することが明らかになった!米フォード・モーターは年内に日本市場から撤退することを表明している。

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販売台数がピーク時の5分の1に

日本経済新聞によると、フォードは日本に50ヶ所ある販売店を全て国内から撤退させることを発表した。

米フォードは2020年に、全世界で14年比150%増の940万台の販売を目指し、アジアなどの新興国向け販売を強化することを宣言していたのだが、日本国内市場の縮小や国内メーカーとの競争激化から、昨年の国内販売台数は4,968台とピーク時の5分の1程度となってしまっていた。

日本以外にも欧州やアジア向けの販売数を増やす方針を打ち出し、日本には右ハンドル車の投入もしていた同社だが、「投資に見合う成長を期待できない」と判断したとのことだ。フォードは、フォードとリンカーン車の販売や輸入を停止し、日本で行っている製品開発は全て他国に移転する計画だという。

フォーカスなどの名車を作っているフォードが日本から撤退するのは非常に寂しいことだが、国内販売で人気なのはやはりハイブリッド車やエコカーといった燃費性能を重視した車。フォードの得意とするスポーティでパワーのある車は時代に逆行しているということなのだろうか。数年後にApple Carかフォーカスを購入しようと考えていただけに残念な結果だ。

フォードは、日本と同時にインドネシアでの販売も撤退することを発表している。年内は販売を続けるようなので、購入を検討している人は今年中だ!

[ via 日本経済新聞 ]