活動量計やスマートウォッチを開発するFitbitは12日(現地時間)、新型スマートウォッチの「Versa」、子ども向けの活動量計「Ace」を発表している。以下で両製品を詳しく紹介したい。
Fitbit Versa
「Fitbit Versa」は、同社のラインナップの中で、いわゆるエントリーモデルに属する製品。価格は「Fitbit Ionic」に比べて100ドル安い199.95ドルで販売されるが、機能としては「Ionic」と同じものを利用することが可能だ。
加えて、女性向けの機能として生理の周期を記録することができる(今夏にアップデートで実装予定)とのこと。生理周期が不規則になっていることも通知してくれる機能も搭載されているようだ。
本体デザインも女性が着用しても違和感のないように、少しだけ丸みを帯びたデザインになっている。また、「Ionic」に比べてベゼルが多少狭くなっており、よりスマートな腕時計に進化している。
ただし、Ionicに比べるとバッテリー持ちが最大4日間と1日分少ない、また内蔵GPSは搭載していないなどいくつか劣る点もあるようだ。
本体カラーは、シルバーとローズゴールド、ブラック、グラファイトの4色が用意されており、バンドはピーチシリコン、ブラックシリコン、グレーシリコン、チャコールウーブン、ラベンダーウーブンなどが用意されているとのことだ。
米国では本日から予約受付が開始されており、今年4月に発売する予定となっている。
Fitbit Ace
そして「Fitbit Versa」と同時に発表されたのが、8歳以上の子どもを対象とした活動量計「Fitbit Ace」。
こちらはすでに発売されている「Fitbit Alta」がベースになっており、より小さな手首にも装着できるよう、バンド部分が調整できるようになっている。また、防水仕様になっており、バッテリー寿命は5日間ほどであるとのこと。
同活動量計では、歩数やアクティブに活動した時間、睡眠時間が計測可能。保護者は子どものアカウントを作成することで、アプリから計測した情報を確認することができるという。
「Fitbit Ace」はカラーバリエーションはパープルとブルーの2色が用意されており、価格は99.95ドル。本日から予約が開始されており、発売は2018年第2四半期に予定されている。
ちなみに、「Versa」と「Ace」、どちらも日本での発売は未発表となっている。