
ウィナーズ株式会社は、美容家電ブランド「FESTINO(フェスティノ)」の新製品「ツヤモイスト ドライヤー LIGHT」のメディア発表会を開催した。
本製品は「どこまでも、小さく。どこまでも、美しく。」をコンセプトに掲げ、コンパクトさと実用性を高いレベルで両立した高機能ドライヤーだ。発売日は3月18日、価格は21,780円(税込)。
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約200gに凝縮された「速乾」と「ケア」
FESTINOは2018年にスタートし、今年で8年目を迎えるブランドだ。ブランドディレクターの大滝裕子氏は、2022年に業界最軽量クラスとなる約270gの「ツヤモイスト ドライヤー」を発売して以来、「軽さ・速乾力・仕上がり」の3点を軸に製品開発を続けてきたと説明する。
今回の「ツヤモイスト ドライヤー LIGHT」は、その思想をさらに突き詰めたモデルだ。重量は約200gと、スマートフォンに近い軽さを実現。従来の高機能ドライヤー(約600g前後)と比べても大幅な軽量化となっている。大滝氏は「性能のために重さを受け入れるという考え方は、もう過去のもの」と語り、これまでの常識を見直したと強調した。
この軽さは、単に部品を減らした結果ではなく、内部構造や操作系、外装の装飾に至るまで徹底して見直し、不要な要素を削ぎ落とすことで実現している。持ち上げた瞬間に分かる軽快さと、日常的に使い続けられる取り回しの良さは、本機の大きな特徴と言える。
一方で、小型化に伴うパワー不足への懸念に対しては、風の設計そのもので応えている。開発段階で重視したのは、風速・風圧・風量のバランスだ。最大風速は毎秒33mに達し、小型ボディながらしっかりと根元から毛先まで風と熱を届ける。風量を増やすのではなく、効率よく風を当てることで乾燥時間の短縮につなげている。
消費電力は650W〜850Wに抑えられており、一般的な高出力モデルの半分程度。それでも1200Wクラスと同等の速乾性を実現したとする試験結果が示されている。家庭内で他の家電と併用しやすく、電力面でも扱いやすい設計だ。
さらに、本機の核となるのが独自の「ツヤモイストテクノロジー」だ。乾かす工程の中で風と熱をコントロールし、髪の水分を過度に奪わないよう設計されている。試験では、ドライ後の水分量が未処理時と比べて約110%に向上し、オーバードライを抑制。加えて、表面の光沢も約150%に高まる結果が示されている。
モードは4種類を用意。約80℃の「スピード」、約60℃の「スカルプ」、温風と冷風を自動で切り替える「ツヤ」、仕上げ用の「クールダウン」と、乾かす流れに沿った構成になっている。複雑な操作を必要とせず、ボタン操作だけで自然に使い分けられる点も工夫の一つだ。
プロも認める携帯性&パワー。shuco氏「これ一台でメインとして十分」
会場では、サロン代表やスタイリスト8名を対象としたアンケート結果も公開された。既存の高機能ドライヤーを基準とした5点満点評価では、「操作性(軽さ・持ちやすさ)」が4.5点、「風量」が4.25点と高い評価を獲得。全員が手首や腕への負担軽減を実感しており、長時間でも扱いやすい設計が裏付けられた。
トークセッションには、毛髪診断士でヘアスタイリストのshuco氏が登壇。プロの視点から、本製品の第一印象や実践的な使い方が語られた。
shuco氏は、初めて手にした際の印象を「コスメみたい」「小さい」「本当に大丈夫?」と率直に表現する。一方で、その軽さについては「デパートでお惣菜を買うくらいの感覚」「iPhoneよりも軽い」と例え、約200gという重量のインパクトを強調した。
当初はサイズからパワー面に不安もあったというが、実際に使用すると印象は一変する。「風量が想像以上に強くて驚いた。これ一台でメインとして十分使える」と語り、小型モデルに対するイメージを覆す仕上がりだったという。また、「ツヤモード」や「スカルプモード」など機能面も充実しており、用途に応じた使い分けができる点も評価した。
具体的な使い方として紹介されたのが、専用の「波型ノズル」を活用したスタイリングだ。装着することで風の広がりが増し、大型ドライヤーに近い感覚でブローが行える。さらに、ノズル先端の凹凸を髪に沿わせるように滑らせることで、ブラシを使わずに表面を整え、ツヤを出しやすくなるという。
コンパクトさは、細かなスタイリングにも活きる。前髪のカーラーを温める際や、まとめ髪で出てくる後れ毛の固定など、狙ったポイントに風を当てやすい。周囲のセットを崩さずに仕上げられる点は、小型ならではのメリットだ。
加えて、ライフスタイルとの相性の良さにも言及した。洗面所のスペースが限られている住環境や、「物を表に出したくない」という志向において、引き出しに収まるサイズは扱いやすい。収納時にも存在感が出にくく、日常に自然となじむ。
海外電圧(AC100〜240V)への対応や専用ポーチの付属により、旅行やジム、サウナなどにも持ち出しやすい点も特徴だ。外出先で備え付けのドライヤーに頼るのではなく、自宅と同じ使い心地をそのまま持ち運べる。日常から外出先まで一貫したヘアケアを実現できる点も、本製品の価値として挙げられた。
