「iPhone X」で利用できるユニーク機能「アニ文字」は、今後iPadで利用することができるようになるようだ。
さらに、今までは映像としてメッセージアプリに送信することが可能だったが、通話アプリ「FaceTime」でも利用することができるようになるとみられている。
これを伝えているのはBloomberg。同メディアによると、AppleはOSの品質を高く維持するために、「iOS 12」で搭載されるはずだった新機能の一部を「iOS 13」に延期すると伝えている。
しかし、開発が順調に進んでいる機能に関しては「iOS 12」でリリースされることになるとみられ、そのうちの「アニ文字」機能の拡張に関してはいくつか詳細が判明しているようだ。
アニ文字:「iPhone X」のTrueDepthカメラで絵文字にユーザーの顔を投影できる機能。実際に、絵文字が話しているように見える。
アニ文字がFaceTimeで利用できるように
「iOS 12」のアニ文字機能は、通話アプリ「FaceTime」で利用することが可能になるとみられる。本来であれば、ビデオ通話で顔を見せながら話ができる機能だが、これをアニ文字で代用することができる。
利用するには送信側の端末にTrueDepthカメラが搭載されている必要があると予想されるが、通話相手側の端末もTrueDepthカメラ対応が必須となるかは不明。
また、現在は「iPhone X」でのみ利用可能なアニ文字だが次期iPadでも利用可能になるとのこと。これが本当であれば、当然ながら次期iPadにはTrueDepthカメラが搭載されることが予想される。
そのほかの「iOS 12」の新機能は以下の記事でまとめている。最も注目されているのは、iOSアプリがMacで動作できるようにするという点。具体的にはどのような形になるのかは不明だが、複数のプラットフォームをまたげるようになれば、とても便利になるはずだ。