昨年、Facebookは「メッセンジャー」アプリに多数の新機能を導入したり、広告表示を始めるといった新しい試みを開始していたが、これらはあまり良い影響を生み出さなかったのかもしれない。
メッセージング製品を担当するヴァイスプレジデントのDavid Marcus氏は、同アプリの大幅な簡素化を今年中に行うことを約束したという。
今年中に「メッセンジャー」アプリを大幅リニューアルへ
Marcus氏が言うには、Facebookは「メッセンジャー」アプリから離れていくユーザーをどうにかして引き止めるため、様々な試みを行なったが、その結果アプリがあまりにも雑然としすぎてしまったとのこと。
同氏は具体的にどの機能が良くなかったのかについては言及していないが、今年中には「メッセンジャー」アプリをリニューアルし、大幅な簡素化と合理化を進めるとしている。
Facebookメッセンジャーは、以前はただメッセージをやり取りするだけのアプリだったが、今となっては支払い機能やカスタマーサービスbot、メッセージの合間にゲームを楽しむことができる機能など、多くの要素が追加され、確かにMarcus氏の言うように雑然としてしまったのかもしれない。
アプリがどのようにリニューアルされるのかは現時点では分からないが、不要な機能を削ぎ落として、よりシンプルなアプリとして生まれ変わる可能性がある。「メッセンジャー」アプリを頻繁に利用しているユーザーは、今後のアナウンスを見逃さないようにしよう。
[ via The Verge ]