
LINEヤフーは、人気キャラクター「えもじの子(仮)」の初となるLINEスタンプを無料で配信開始した。配信は、2025年11月に開催される「東京2025デフリンピック」への協賛施策の一環として行われる。
ゆるかわキャラが手話で感情を伝えるスタンプに
「えもじの子(仮)」は、LINEのデフォルト絵文字として2024年に登場。独特の脱力感ある表情と、シンプルでかわいらしいフォルムがSNSを中心に話題を呼び、Z世代を中心に急速に人気を拡大してきた。
「気持ちがちょうど伝わる」「言葉を添えるよりもしっくりくる」といった声が多く、絵文字としてだけでなく、プロフィール画像やトークの装飾など、ユーザーの創意工夫による使い方も広がっている。
リリースから数カ月でシリーズ累計数百万ダウンロードを突破し、現在もLINE公式絵文字カテゴリの上位にランクインしている。
これまで絵文字のみの展開だったが、ユーザーから「スタンプ化してほしい」という要望が多く寄せられ、今回ついに実現したかたち。
デフリンピックと連携。喋らないキャラが伝える多様なコミュニケーション

今回のスタンプ配信は、東京2025デフリンピック(聴覚障がいのあるアスリートによる国際スポーツ大会)を応援する取り組みの一環。LINEヤフーは、スタンプを通して「伝える力の多様性」をテーマに、手話言語と字幕表現を組み合わせたスタンプを制作した。
普段は喋らないことで知られる「えもじの子(仮)」だが、今回は特別に、手話の意味を文字で補足。たとえば「ありがとう」「なるほど」「拍手」など、日常の会話で自然に使える16種類のアニメーションスタンプが用意されている。どんなユーザーにも親しみやすく、コミュニケーションの幅を広げるデザインとなっている。
配信期間は2025年11月4日11:00から12月3日10:59まで。LINEスタンプの公式アカウントを友だち追加することで、無料でダウンロードできる。利用期限はダウンロードから180日間。ぜひダウンロードいただきたい。
(画像提供:LINEヤフー)

  
  
  
  

