現地時間21日、米実業家のイーロン・マスク氏は、TwitterのCEOを辞任する考えを表明した。先日のユーザー投票を受けてのものだ。
マスク氏は、後任が見つかればすぐに辞任すると発言。マスク氏は、「TwitterのCEOを引き受けるような “愚かな” 人を見つけたら、CEOを辞任する」 とし、後任となる人物はまだ見つかっていないことを示唆した。
一方で、マスク氏は辞任後ソフトウェアとサーバーのチームを運営するとした。
I will resign as CEO as soon as I find someone foolish enough to take the job! After that, I will just run the software & servers teams.
— Elon Musk (@elonmusk) December 21, 2022
同氏は、Twitter買収後に行った強引な改革に対して、サービスを利用するユーザーたちから強い反発が起きていることを受けて、自らの進退を問う投票を行った。
その結果、「退くべき」 が57.5%の賛成多数となっていた。今回の辞任表明は、この投票を受けたものとみられる。
ただし、マスク氏がTwitterのCEOから退いたとしても、株式の大半を保有するマスク氏の意向は今後も色濃く反映される可能性が高い。今後のTwitterの動向には注意が必要だ。
関連記事
・イーロン・マスク氏、Twitter CEOを辞任すべきかを問う投票開始。投票結果に従うとも発言
・イーロン・マスク氏のTwitter CEO辞任を問う投票、最終結果は賛成多数。今後の動向に注目が集まる
(画像:Twitter)