
株式会社バンダイナムコエンターテインメントは、米国の映画製作会社A24と共同で、人気アクションRPG『ELDEN RING』の映画化プロジェクトを正式に発表した。監督には、映画『Ex Machina』『Civil War』などを手がけたアレックス・ガーランド氏を迎え、映画の脚本も兼任する。
『ELDEN RING』は、フロム・ソフトウェアとバンダイナムコエンターテインメントが共同開発し、世界累計出荷本数が3,000万本を突破したダークファンタジーアクションRPG。ゲームの世界観は、フロム・ソフトウェアの宮崎英高氏と、『氷と炎の歌』(原題:A Song of Ice and Fire)で知られるジョージ・R・R・マーティン氏が共同で構築している。
映画プロジェクトでは、プロデューサーにピーター・ライス氏やDNA Filmsのアンドリュー・マクドナルド氏、アロン・ライヒ氏、さらにジョージ・R・R・マーティン氏とヴィンス・ジェラルディス氏も参加。原作の壮大な世界観や激しいアクションを映像化するため、緻密な企画が進められているようだ。
監督のアレックス・ガーランド氏の独特な映像表現と、ジョージ・R・R・マーティン氏のストーリーテリングがどのように融合するのか、続報が待たれるところだ。
『ELDEN RING』は2022年2月に発売され、広大なオープンワールドフィールドや多彩なダンジョン探索、そして高難度のボス戦などが特徴のアクションRPGだ。プレイヤーは自由度の高い冒険を通じて、未知の発見や困難の克服による達成感を味わうことができる。ダウンロード版やPCプラットフォームSteamの販売を含め、世界中で3,000万本以上を売り上げている。
さらに、シリーズのスピンオフタイトルとして、『ELDEN RING NIGHTREIGN』が2025年5月30日に世界同時発売される予定だ。これは、原作の世界観や武器、敵キャラクターの要素を継承しつつ、他プレイヤーとの協力プレイをメインとしたサバイバルアクションゲームとなっている。プレイヤーは個性豊かなキャラクターを操作し、新たな脅威に挑む。
また、Nintendo Switch 2向けには『ELDEN RING Tarnished Edition』が2025年内にリリース予定。ゲーム本編と、2024年6月に配信された大型DLC『ELDEN RING: SHADOW OF THE ERDTREE』を完全収録し、新規防具や霊馬トレントのスキン(3種)も追加される。携帯機でのプレイを可能にし、いつでもどこでも『ELDEN RING』の世界を楽しめることになる。
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(画像:バンダイナムコエンターテインメント)