Dropboxは本日、アプリ「Mailbox」「Carousel」を廃止することを発表した。現在利用しているユーザーはそれぞれ対策を講じなくてはいけないため一度は確認してほしい。
「Mailbox」は2月28日、「Carousel」は3月31日に廃止予定
まずは、廃止の時期についてだ。
Dropboxが提供する「Mailbox」アプリは2月28日、「Carousel」については3月31日とすでに日付も確定している。
当然だが、サービス終了後はログインをすることができなくなる。サービス提供終了後には、Gmailアプリへの移行が案内され、移行30日経過後にユーザーデータは全て削除されることになる模様。
なので、既存ユーザーはこれらのサービス廃止までの間に、同アプリに存在するデータを移動する必要がある。
ただ、「Carousel」に入っている画像だけは、サービス終了後もDropbox内のPhotosから利用をすることができるとのことだ。
廃止の理由は「メインビジネスに集中するため」
突然の廃止になったわけだが、どうして今回これらのアプリが廃止になるのかというと、Dropboxのメイン事業部門に開発資源を集中させるためだとされている。
Dropboxの「Mailbox」や「Carousel」アプリは、実際に多くのユーザーに使われているかと聞かれると、「そうでもない」と答えざるを得ないようなアプリ。
それよりもDropbox本体の開発を進めたほうがいいと判断したとされているが、実際は今後の開発の方向性や、今回廃止に至った経緯など詳細は発表されていない。
今後何らかの発表があると考えられるが、利用ユーザーは遅くても来年の2月頃には移行を検討しなくてはいけないので、それまでにどうするか決めていこう。
[ via Dropbox blog ]