ベセスダ・ソフトワークスは、大人気アクションFPS 「DOOM」 シリーズの最新作にあたる『DOOM: The Dark Ages』の最新情報を 「Xbox Developer_Direct」 で発表した。
今回の配信では最新のゲームプレイ映像が公開されたほか、発売日がX月XX日になることもあわせて発表されている。プラットフォームはXbox Series X|S、PC、PlayStation 5。Xbox Game Passでの配信も決定している。
今回の発表に先立ち、メディア関係者向けにプレビューイベントが開催。開発元であるid SoftwareのMarty Stratton氏とHugo Martin氏がリアルタイムのQ&Aセッションで本作に関する記者たちからの質問に答えた。
『DOOM: The Dark Ages』はどんな作品に?開発者とのQ&Aセッションに参加してきた
『DOOM: The Dark Ages』は、多くのユーザーから高い評価を得ている『DOOM (2016)』と『DOOM Eternal』の前日譚となるアクションFPS。プレイヤーは地獄のデーモンと絶えず戦い続ける伝説の兵士 「ドゥームスレイヤー」 となり、頼もしいスーパーショットガンに加えて、敵の顔面を粉砕するフレイルや、投げて使えるシールドソーなどの新兵器を手に悪の軍勢に立ち向かう。
また、本作では高層ビルサイズの巨大メカ 「アトラン」 が登場し、コックピットに乗り込んで地獄の巨獣たちと戦うことができる。ジェットエンジンを搭載し、圧倒的な火力を誇るメカドラゴンも用意されており、空の戦いを楽しむことも可能だ。
まず本作については、マルチプレイヤーモードは導入せず、完全にシングルプレイのキャンペーンモードにのみ焦点をあてた作品となっている。
従来のシリーズ作品では、ストーリー自体はあまり深くは語られず、細かい設定に関しては 「コーデックス」 と呼ばれる収集アイテムで確認して理解する必要があったが、本作はカットシーンでより多くを説明するようにしたことから、すべてのコーデックスを読まずともストーリーの理解度を高めることができるという。
本作がオープンワールドなのか、それともオープンワールドの要素を持っているだけなのかという記者からの質問に関しては、「オープンワールドではない」 としつつも、これまでの直線的な作品から、より大きなサンドボックス型の作品となり、これまででもっとも広大な作品になっていると紹介。任意の順序で達成できる複数のミッションや探索要素も用意されており、それらを達成することで自分自身を強化したり、銃やシールドソーなどの武器や、近接攻撃をアップグレードできる。
ちなみに、スキルツリーや通貨が多すぎるとプレイヤーを混乱させるという理由から、本作ではシンプルで直感的なスキルツリーを採用したほか、通貨も少なくなっているとのこと。
戦闘においては、『DOOM (2016)』をプレイしたユーザーから寄せられた 「(戦闘が) 複雑すぎる」 という意見を踏まえ、ユーザーがあまり馴染みのないボタンを使う必要がないよう、人間工学に基づいた直感的なキャラクターの制御方法を実現したほか、合理化された戦闘システムを採用したという。
本作をやり込みたいプレイヤーに対しては、難易度とゲーム速度がアップした状態でプレイするモードが用意されているというが、このモードはまさに 「悪夢のようなランになる」 とのこと。難易度はかなり高そうだが、腕に自信のある人はチャレンジしてみるのも面白そうだ。
(画像:Microsoft)