NTTドコモは、Googleの新型スマートフォン 「Pixel 8」 「Pixel 8 Pro」 を10月12日(木)に発売する。
「Pixel 8」 は128GBモデル、カラーはHazel/Obsidian/Roseの3色を用意。
「Pixel 8 Pro」 は256GB/512GBモデルで、カラーはBay/Obsidianの2色。なお、512GBモデルのカラーはObsidianのみとなり、オンラインショップだけでの取り扱いとなる。
ドコモにおける販売価格 (機種代金) は、「Pixel 8」 が119,900円。「Pixel 8 Pro」 の256GBモデルが198,000円、512GBモデルが218,680円。割引施策の 「いつでもカエドキプログラム+」 利用時の実質負担額は、「Pixel 8」 が64,460円〜、「Pixel 8 Pro」 の256GBモデルが108,240円〜、512GBモデルが119,680円〜 (いずれも税込) 。
なお、ドコモで 「Google Pixel 8」 シリーズを購入すると、「YouTube Premium」 が3ヶ月、「Google One プレミアム 2TBプラン」 と 「Fitbit Premium」 が6ヶ月無料になるほか、「Pixel 8 Pro」 の512GB購入者にはdポイント20,000ポイントがプレゼントされる。
発売は2023年10月12日(木)を予定、予約受付は2023年10月5日(木)午前9時から開始されている。
▼ Pixel 8/8 Proをドコモオンラインショップで購入する
・Pixel 8
・Pixel 8 Pro (256GB)
・Pixel 8 Pro (512GB)
Pixel 8の特徴まとめ
「Pixel 8」 「Pixel 8 Pro」 は、Googleが展開するフラグシップスマートフォンの最新モデル。2022年10月に発売した 「Pixel 8」 「Pixel 8 Pro」 の後継機種だ。
「Pixel 8」 はスタンダードモデル。筐体デザインは先代モデルのものをベースとし、大きな変更は加えられなかった。特徴であるカメラバーも維持。4つ角を丸く削ることで深く握ることが可能になり、片手操作時の持ちやすさが向上している。
本体サイズは高さ150.5mm、幅70.8mm、厚さ8.9mmで、前モデルからわずかに小さくなるが、代わりに厚みがわずかに増えている。重量は187g。本体カラーはRose/Hazel/Obsidianの3色。
画面は6.2インチのフルHD+ (2400×1080ピクセル /428ppi) 有機ELディスプレイ。リフレッシュレートは60-120Hzで、先代モデルの最大90Hzから向上している。画面輝度はHDRコンテンツ視聴時は1,400ニト、直射日光下などでは2,000ニトにまで引き上げることが可能だ。
フロントガラスパネルはGorilla Glass Victusを採用し、落下などの衝撃から画面を守ってくれる。
内蔵プロセッサは、GoogleオリジナルのSoC 「Tensor G3」。本SoCはArmの新アーキテクチャである 「Armv9」 を採用し、顔認証や画像処理などPixel 8シリーズで利用できるAI機能を高速化。
独自設計のセキュリティチップ 「Titan M2」 も引き続き搭載される。本チップは 「Pixel 7/7 Pro」でも採用されており、Googleが実際のデータセンターで使っているチップラインと同じものだ。
「Tensor G3」 および 「Titan M2」 の性能強化により、個人情報の保護機能が強化されているだけでなく、顔認証機能の強化も行われている。また、Googleアシスタントの複数言語サポートに対応し、日本語を含む様々な言語で 「Hey Google」 と言っても認識することが可能になっている。さらに、Googleウォレットなどの銀行/支払いアプリにおいて顔認証が利用できるようになった。
RAMは8GB (LPDDR5 RAM)、ストレージ容量はドコモでは128GBのみの展開 (UFS 3.1ストレージ) 。microSDを利用したストレージ拡張には対応しない。
メインカメラは、5000万画素のOcta PD 広角カメラ (ƒ/1.68, 視野角82°, 光学式および電子式手ぶれ補正) と1200万画素の超広角カメラ (ƒ/2.2, 視野角125.8°) のデュアル仕様。フロントカメラは1050万画素 (ƒ/2.2, 視野角95°) のシングル仕様。
複数人による集合写真の撮影時には、新機能の 「ベストテイク」 が便利。複数枚の写真を撮影するとPixel側でそれぞれの被写体の顔をまとめてくれるため、その中からそれぞれの被写体に好みの表情をワンタップで当てはめていくことで、全員がベストな表情の写真にすることができる。
Googleフォトの 「編集マジック」 では、生成AIを使用して被写体の位置やサイズを変更したり、背景をより際立たせることが可能。これにより、ユーザーが本来撮影しようとした写真を作成することができるとしている。
生体認証は、顔認証とディスプレイ内蔵型の指紋認証に対応する。通信はWi-Fi 6E、Bluetoothは5.3をサポート。5GはSub 6をサポート。
防水・防塵性能はIP68準拠。SIMはデュアル構成(Nano SIMとeSIM)に対応する。
バッテリー容量は4,575mAhで、先代モデルの4,355mAhから増加し、24時間以上の駆動が可能。スーパーバッテリーセーバーを有効にすることで、最大72時間のバッテリー駆動が可能だ。
なお、最大27Wでの急速充電をサポートしており、USB-PD 3.0 (PPS) に対応した30W USB-C充電器を使用することで、約30分で最大50%までバッテリーを充電できる。また、Qi規格に対応したワイヤレス充電に対応するほか、急速ワイヤレス充電やバッテリーシェアにも対応する。搭載するインターフェースはUSB Type-C (3.2)。
OSはAndroid 14。なお、本機からソフトウェアアップデートを7年間提供することを発表している。これはライバルであるiPhoneに対抗し、長く利用できるデバイスであることをアピールする狙いがあるものとみられる。
▼ Pixel 8/8 Proをドコモオンラインショップで購入する
・Pixel 8
・Pixel 8 Pro (256GB)
・Pixel 8 Pro (512GB)
Pixel 8 Proの特徴まとめ
「Pixel 8 Pro」 は、「Pixel 8」 に比べてより高い画面性能とカメラ性能を持った上位モデルという位置付け。
こちらも先代モデルのデザインをベースとし、大きな変更は加えられていないが、画面左右のカーブはなくなり操作のしやすいフラットなディスプレイに変更されている。また、新たに温度センサーを搭載することで身の回りの物の表面温度を計測することが可能に。計測可能な温度は-20℃〜150℃まで。
本体サイズは高さ162.6 x 幅76.5 x 奥行き8.8mmで、「Pixel 8」 をひとまわり大きくしたサイズ感になっている。重量は213g。本体カラーはObsidian/Porcelain/Bayの3色。
画面は、6.7インチのQHD (2992×1344ピクセル)有機ELディスプレイ。リフレッシュレートは1-120Hzで、画面輝度はHDRコンテンツ視聴時は1,600ニト、ピーク輝度は2,400ニト。
RAM容量は12GB (LPDDR5 RAM)。SoCはPIxel 8と同じ 「Tensor G3」、ストレージ容量はドコモでは256GBと512GBの2ラインナップ。
「Pixel 8」 との大きな違いがあるのはカメラ性能。メインカメラは5000万画素のOcta PD 広角カメラ (ƒ/1.68, 視野角82°, 光学式および電子式手ぶれ補正) と、4800万画素の超広角カメラ (ƒ/1.95, 視野角 125.5°)、4800万画素のQuad PD 望遠カメラ (ƒ/2.8、光学5倍ズーム, 光学式および電子式手ぶれ補正) のトリプルカメラ仕様。
「Pixel 8 Pro」 には新たに 「プロ設定」 が加わり、シャッタースピードやISO、ズーム範囲全体での50MP画質などの設定を使用して、クリエイティブな撮影ができるようになった。
動画撮影時には、高度な機械学習モデルにより、音をさまざまなレイヤーに分類して音量を制御できる 「音声消しゴムマジック」 も利用可能。風の音や街の喧騒などの動画に不要な音を簡単に軽減できる。
「Pixel 8 Pro」 は、Tensor G3とGoogleのデータセンターを組み合わせて動画の色、照度、手ぶれ補正、粒状性などを調整する 「動画ブースト」 も利用可能。ビデオ夜景モードが搭載されており、低照度下でのスマートフォンの動画画質を向上させる。同機能は今後提供予定としている。
バッテリー容量は5,050Ahで、24時間以上の駆動が可能。スーパーバッテリーセーバーを有効にすることで、最大72時間のバッテリー駆動が可能とのことだ。
そのほかの仕様は大まかに 「Pixel 8」 と同じだが、5GはSub 6だけでなくミリ波帯(mmWave)もサポートする。また、超広帯域無線チップもプロモデルのみ搭載する。
ドコモにおける販売価格 (機種代金) は、「Pixel 8」 が119,900円。「Pixel 8 Pro」 の256GBモデルが198,000円、512GBモデルが218,680円。割引施策の 「いつでもカエドキプログラム+」 利用時の実質負担額は、「Pixel 8」 が64,460円〜、「Pixel 8 Pro」 の256GBモデルが108,240円〜、512GBモデルが119,680円〜 (いずれも税込) 。
なお、ドコモで 「Google Pixel 8」 シリーズを購入すると、「YouTube Premium」 が3ヶ月、「Google One プレミアム 2TBプラン」 と 「Fitbit Premium」 が6ヶ月無料になるほか、「Pixel 8 Pro」 の512GB購入者にはdポイント20,000ポイントがプレゼントされる。
発売は2023年10月12日(木)を予定、予約受付は2023年10月5日(木)午前9時から開始されている。
▼ Pixel 8/8 Proをドコモオンラインショップで購入する
・Pixel 8
・Pixel 8 Pro (256GB)
・Pixel 8 Pro (512GB)
(画像:Google)