9月14日、DJIは新型アクションカム 「DJI Osmo Action 3」 を発表した。国内発売日は9月17日より順次。価格はスタンダードコンボが47,300円、アドベンチャーコンボが66,000円(どちらも税込)。DJI公式ストアやAmazon.co.jpなど家電量販店にて購入が可能だ。
新型アクションカメラ 「DJI Osmo Action 3」 9月17日発売
「DJI Osmo Action 3」 は、DJIのアクションカメラ 「Osmo Action」 シリーズの最新モデル。2021年に発売した先代の 「DJI Action 2」 はカメラユニットと画面がモジュール式を採用していたが、新型モデルとなる今回の 「Osmo Action 3」 は、再びカメラなど一体型へと変更されている。
本体サイズは70.5×44.2×32.8 mm、重量は145g。
前面と背面にフルカラーのタッチディスプレイを搭載し、通常撮影と自撮り撮影の両方が利用できる。本製品の特長のひとつは、長時間の撮影への対応。最大160分間の録画ができる1,770mAhのバッテリーを搭載。
-20℃の極寒の地でも撮影が可能。また、急速充電にアクションカメラとしてはじめて対応しており、わずか18分間で最大80%まで、50分でフル充電が可能だという。
なお、先代モデルは発熱に難があったが、今回の新モデルでは過熱の問題を改良している。バッテリー残量がなくなるまで、撮影することが可能になっている。
本製品は、新たに縦向き撮影にネイティブ対応した。同機能の追加により、SNSなどへの動画投稿がより手軽なものに。さらに、カメラを水平/垂直に素早く取り付けられるクイックリリース設計を採用、強化されたロッククリップと位置決めノッチを搭載し、耐衝撃性が大幅に向上しているのも特長となる。
カメラは、1/1.7インチのイメージングシステムを搭載し、最大4K/120fpsでの撮影に対応する。画角は最大155°の超広角。ワールドクラスの電子式映像ブレ補正(EIS)を搭載しており、激しい動きの中でも滑らかな映像が撮影できる。
EISオプションは 「RockSteady 3.0」 「HorizonSteady」 「HorizonBalancing」 の3つを搭載する。
RockSteady 3.0:あらゆる方向のカメラ揺れを効率的に補正。最大4K/120fpsでの撮影に対応し、臨場感あふれる一人称視点で安定した動画を撮影する。これにより、サイクリングや移動中のハンドヘルド撮影など、スポーツ特有のシーンに最適な映像ブレ補正を実現する。
HorizonSteady :全方向のカメラの揺れを補正し、さらに、どんなに傾いていたとしても水平を維持するよう補正する。つまり、激しい衝撃や360°の回転でも映像を水平に保つことができ、サーフィンのような複雑な動きの場面でも、後編集なしで完璧に水平維持を実現できる。
HorizonBalancing:4K/60fps動画撮影に対応し、45°以内の水平方向の傾きを補正し、安定した動画を撮影できる。RockSteadyとHorizonSteady の中間に位置するこのモードは、一人称視点で撮影する障害物レースなど、ダイナミックな環境でスムーズな4K映像を優先する場合に最適。
「DJI Osmo Action 3」 に搭載された3つのマイクを使用したステレオ録画が利用できる。風ノイズのリダクション機能も搭載されており、没入感の高い録画が可能になる。
Wi-Fiライブ配信は1080p/30fps、720p/30fps、480p/30fpsの3種類に対応。配信中に録画を一時停止することもできる。UAC/UVCウェブカメラに対応し、電話会議やライブ配信向けにも使用可能だ。
また、USB-C経由でDJI Micを接続することもできるほか、3.5mm – USB-Cケーブルを使用することで外部のマイクも接続することが可能だ。
「DJI Osmo Action 3」 には、スタンダードコンボとアドベンチャーコンボの2種類が用意される。
スタンダードコンボは、エクストリームバッテリーと保護フレーム(水平&垂直取り付け)、ゴム製のレンズプロテクター2個、クイックリリース式アダプターマウント、接着式フラットベースが付属し、価格は47,300円(税込)。発売日は9月17日。
アドベンチャーコンボは、エクストリームバッテリー3個、保護フレーム(水平&垂直取り付け)、ゴム製のレンズプロテクター2個、クイックリリース式アダプターマウント2個、接着式フラットベース、多機能バッテリーケース、延長ロッドが付属し、価格は66,000(税込)。発売日は10月12日。
どちらもDJI公式ストアやAmazon.co.jpなど家電量販店にて、本日より予約購入が可能だ。
(画像:DJI)