デルのCopilot+ PC準拠ノート 「XPS 13」 「Inspiron 14 Plus」 発表。実機もチェックしてきた

デル・テクノロジーズは7月31日、国内の報道陣向けに 「Copilot+ PC新製品説明会」 を開催。今年5月に同社がグローバルで発表した、最新のCopilot+ PC 「XPS 13」 「Inspiron 14 Plus」 「Latitude 7455」 を改めて紹介するとともに実機展示を行った。

3製品のうち、「XPS 13」 「Inspiron 14 Plus」 の2製品は個人向け、そして 「Latitude 7455」 は法人向けモデルとなる。さらにDell Technologies World 2024で発表されていた 「Inspiron 14」 「Latitude 5455」 についても今年9月下旬から国内発売を予定している。

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XPS 13

「XPS 13」 は、優れたバッテリー持続時間を誇る13.4インチ超軽量ノートPC。筐体自体はインテル Core Ultraプロセッサを搭載する同名のモデルと同じものをそのまま使っており、プロセッサとカスタマイズ構成が異なる。一部即納モデルも用意する。

画面サイズは13.4インチで、駆動形式はタッチ対応の3K OLEDとQHD+液晶、タッチ非対応のFHD+液晶の3種類から選択可能。3K OLEDモデルは消費電力の低下や画面の焼きつきを抑えるタンデムOLEDを採用する。

本体はXPSシリーズの特長であるアルミ削り出しボディーを採用しており、カラーはプラチナシルバーとグラファイトから選択可能。キーボードにはCopilot in Windowsを呼び出すための 「Copilotキー」 を搭載する。また、3K OLEDモデルについては、薄さ14.8mm、重量1.17kgと、シリーズ史上最薄&最軽量を実現した。

CPUには12コアのSnapdragon X Elite (X1E-80-100) を搭載し、オンデバイス処理のAI機能に対応する。メモリ容量は最大64GBまで、ストレージ容量は最大2TBまで拡張可能だ。

バッテリー駆動時間は、FHD+液晶が約27時間、3K OLEDモデルが約16時間。フロントカメラはフルHD仕様で、Windows Helloをサポート。USB4を2口搭載し、Wi-Fi 7とBluetooth 5.4をサポートする。価格は249,980円(税込)〜。デル公式オンラインストアでは6月18日から、一部量販店では7月6日から販売を開始している。

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Inspiron 14 Plus

「Inspiron 14 Plus」 は、約15時間のバッテリー持ちを実現した14インチノートPC。本体重量は1.44kgと軽量で持ち運びにも適しており、XPSシリーズの一つ下という位置付けのモデルだ。

タッチ操作に対応した14インチのQHD+ディスプレイとクアッドスピーカーにより、優れたビデオ・オーディオ体験を提供する。画面輝度は最大400ニト。液晶ベゼル以外にはアルミシャーシを採用しており、堅牢性と冷却性が向上している。

インターフェースはXPSシリーズを踏襲しており、USB Type-C (USB4)x2、USB Type-A (USB 3.2 Gen 1)、microSDカードリーダー、3.5mmヘッドホンジャックなど豊富に用意する。

CPUには10コアのSnapdragon X Plus (X1P-64-100) もしくは12コアのSnapdragon X Elite (X1E-80-100) を搭載可能。メモリは16GB、ストレージは512GBと1TBのどちらかを選択できる。

カメラは1080p/30fpsのFHD RGBカメラと、720p/30fpsのIRカメラを搭載する。

価格は189,800円(税込)〜。デル公式オンラインストアでは6月28日から、量販店では7月6日から販売が開始されている。

また、今年9月下旬には、8コアのSnapdragon X Plus (X1P-42-100) を搭載した「Inspiron 14」 も登場予定。詳しいスペック等は後日発表を予定している。

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Latitude 7455

「Latitude 7455」 は、約22時間のバッテリー駆動時間を実現した法人向けの14インチノートPC。本体はタイタングレーという落ち着いたグレーテイストのカラーを採用したほか、黒キーボードを採用したことで、法人ユーザーでも違和感なく導入できる。

画面にはタッチ操作に対応した14インチQHD+ディスプレイを採用。画面比率は16:10で、縦側に作業領域が広くなり視認性が向上する。クアッドスピーカーとAIベースのノイズリダクションで、クリアなオーディオ体験も実現した。

CPUは10コアのSnapdragon X Plus (X1P-64-100) もしくは12コアのSnapdragon X Elite (X1E-80-100) のどちらかを選択可能。メモリは最大32GB、ストレージ容量は最大1TBまでカスタマイズ可能。英語配列キーボードにも対応する。

Cocreator機能で花火を見上げる人々の画像が生成できた。

通信はWi-Fi 7だけでなく、モバイルの5G通信にも対応しており、どこでも快適に作業できるように設計されている。生体認証は顔認証と指紋認証の両方に対応する。

また、サステナビリティも考慮している。本体にはリサイクル/低炭素排出アルミニウムなど低環境負荷素材を採用したほか、バッテリーに再生コバルトを50%使用。梱包材もリサイクル素材や再生可能な素材を100%使用している。

また、9月下旬にはミドルレンジモデルの 「Latitude 5455」 もリリース予定。詳細については発売時期が近くなってから発表する予定であるとのことだ。

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