
Metaは、現地時間6月6日に開催された「Summer Game Fest 2025」において、新作VRタイトル『Marvel’s Deadpool VR』を発表した。
開発はTwisted Pixel GamesとOculus Studiosが共同で担当し、Marvel Gamesが協力。2025年後半にMeta Quest 3および3S向けに独占配信される予定となっている。
主人公のデッドプールの声を担当するのは、俳優ニール・パトリック・ハリス。ゲームは一人称視点で展開し、デッドプールの視点でMarvelユニバースを巡るVR体験が楽しめる。
ニール・パトリック・ハリスがDeadpoolを演じる新作VRゲーム、2025年後半にMeta Quest独占で登場

作品の舞台は、異世界「モジョワールド」。デッドプールがひょんなことからポータルに吸い込まれ、金儲けのチャンスに飛びついて怪しい契約書に署名するところから物語が始まる。
プレイヤーは、彼とともに各地を転戦しながら、Marvelの有名/無名ヴィランと戦っていく。なお、ゲーム内容はオリジナルストーリーで、映画や原作コミックには準拠しない。



戦闘は近接武器と銃火器を組み合わせたスピーディーなアクションが中心。二丁拳銃、刀、クナイを駆使した攻撃のほか、吹き飛んだ自分の腕を敵に投げつける、プロペラに敵の頭を押し込むなど、過激かつユーモラスな戦闘アニメーションがふんだんに盛り込まれている。

『Marvel’s Deadpool VR』は、Meta Quest 3世代向けに特化して開発されており、グラフィックやインタラクションにおいても現行VR機のパフォーマンスを最大限に活かす設計になる見込み。現時点での対応プラットフォームはMeta Quest 3 / 3Sのみ。
(画像:Summer Game Fest)