
DAZNは、2026年に米国・カナダ・メキシコで開催される「FIFAワールドカップ2026」について、日本国内の全配信権を取得した。大会期間中、全104試合をライブ配信し、日本代表戦はすべて無料で視聴できる。
ワールドカップは今大会から参加国が48に拡大する。6月11日に開幕し、7月19日の決勝まで試合が続く。DAZNは今回、史上最大規模となる全試合のライブ配信を単独で実施する。
今回の配信権獲得は、2026年にサービス開始から10年となるタイミングに合わせ、視聴体験の拡張を進める戦略の一部だ。同社はここ数年、FIFAとの協業を強化しており、2025年に行われた「FIFAクラブワールカップ2025」では全試合を全世界で無料配信した。ニールセン・スポーツの調査では、同大会は27億人が視聴したという。
DAZNとFIFAは2026年に向け、「FIFA+」を共同でリローンチする計画も進めている。リニューアル後は、ライブ配信、アーカイブ、ドキュメンタリーなど、FIFA関連コンテンツが大幅に拡充される予定だ。すでにDAZN上ではFIFA+のコンテンツが提供されており、リローンチにより視聴環境のさらなる強化を図る。
DAZNは現在、日本代表が出場権を懸けて戦った「AFCアジア最終予選」全10試合を無料配信している。また、12月5日深夜に行われる「FIFAワールドカップ26 組み合わせ抽選会」も無料ライブ配信する。出演者などの詳細は当日に発表される予定だ。
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WORLD SOCCER DIGEST 2025年12/4号
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(画像:DAZN)




