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米Corning、強化ガラス 「Gorilla Glass Victus 2」 発表。今後数ヶ月内に登場するスマホに採用

11月30日、米Corningは新たなスマホ向け強化ガラス 「Gorilla Glass Victus 2」 を発表した。

「Gorilla Glass Victus 2」 は、高い落下耐性をもつアルミノシリケートガラス。スマートフォンやタブレットのディスプレイなどに使用され、スマートフォンの落下による画面割れを防ぐ。

具体的にどのデバイスに搭載されるかは非公開としているが、今後数ヶ月以内に発売するモデルに投入されていくとのこと。

「Gorilla Glass Victus 2」 の特長は、コンクリートのような硬く粗い表面に対する落下性能を高めたこと。コンクリートに対して1メートルの高さから落としても耐えられたという。他社製品では0.5メートルの高さから落とした際に割れたことを引き合いに、「Gorilla Glass Victus 2」 の耐久性能をアピールしている。また、アスファルトに対しては高さ2メートルの高さから落としても大丈夫であったという。

スクラッチ (スリキズ) 耐性については、先代の 「Gorilla Glass Victus」 と同等となっているが、競合するアルミノシリケートガラスと比べて最大4倍の強度を誇る。

Corningによれば、中国、インド、米国の3大スマートフォン市場の消費者の84%がブランドそのものに次いで 「耐久性」 を購入検討理由の1位に挙げているという。

そのうえで、現在のスマートフォンは4年前と比べて重量が15%近く増加し、画面サイズも最大10%大きくなっており、カバーガラスにかかるストレスと破損の可能性が高まっているとし、「Gorilla Glass Victus 2」 がタフネスを再定義すると発表している。

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(画像:Corning)