iOS9から新しく導入された「コンテンツブロッカー」。これはWEBサイトの広告を表示させないことによって、ページの読み込みを早くするという機能。
先日このサイトでもコンテンツブロッカーアプリはいくつか紹介させていただいた。
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この紹介の中に入っていた「Peace」が現地時間18日にApp Storeから取り下げられ、姿を消した。
広告をブロックする主な理由としてあげられるのは、先ほど触れたように、ページの読み込みを早くすること、有害な広告からユーザーを守ることなどがある。その一方で、サイトの制作サイドは広告を載せることで収入を作り、より良いコンテンツの提供につながっていた。
ITメディアの記事によると、Peaceの開発者がなぜアプリを取り下げるのかというと、(以下引用)
「このアプリでは行儀の良い広告(小さなバナー広告など)も悪い広告(いきなり全画面を占領したりユーザーをしつこく追跡するものなど)も同じに扱っており、これをホワイトリストなどで調整することは可能だが、自分が何をブロックすべきかの決定者になるのは気分のいいものではないから」
「広告ブロックアプリは多くの人々に便利さをもたらすが、一方で攻撃されるべきではない人々を傷つけたりもする」
確かに僕自身も広告を見て、利用を開始したサービスも多い。中には期間限定のキャンペーンなどで普段よりもずっとお得だったりすることもある。全てが全て悪い広告というわけではない。
ただずっと下までスクロールしてもついてくる広告は使っているうちに嫌気がさしてくる。
大事なのは利用する側と、広告を載せる側のバランスだろう。
ちなみに、アプリ「Peace」はこれから使えなくなるわけではなく、今まで通り使うことはできる。
だが、今後はアップデート等はない。既にPeaceを購入したユーザーは払い戻しも可能になっている。
今のところ、他のコンテンツブロッカーアプリは今まで通り販売しているので安心して購入してほしい。
via ITmedia