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【徹底比較】9.7&12.9インチiPad Pro、iPad Air 2、iPad miniで買うならどれ⁉︎スペックや価格をまとめて比較

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本日、Appleはスペシャルイベント内で「iPad」シリーズの新型である9.7インチ型「iPad Pro」を正式に発表した。事前の予想通りのスペックやデザインだったことで驚きは少なかったわけだが、9.7インチ「iPad」の新型がしばらくぶりに発表されたこともあり、世間の注目が集まっていた。

今回発表された9.7インチ型「iPad Pro」は、12.9インチ型の「iPad Pro」と肩を並べるほどの高性能で、新機能が満載だ。これは9.7インチ型「iPad Pro」を買うしかない、と思いきや、Appleは「iPad Air 2」の値下げも同時に発表しており、どれを買えば分からないという人もいるかもしれない。

それではどの「iPad」が自分に合っているのか、どの端末を買うべきなのか迷っている方のためにスペックを詳細に比較してみたので、ぜひ購入の際の参考にしてほしい。

【追記】
2017年3月21日、Appleは新型9.7インチ「iPad」を発表。同時に「iPad Air 2」は廃止された。新型9.7インチ「iPad (第5世代)」に関しては、別記事で他製品と比較しているので、よかったら下記事もどうぞ。

【iPad比較】9.7インチ新型「iPad」と「iPad Pro (9.7インチ)」のスペックや仕様を徹底的に比較してみた 購入するならどっちの端末がベスト?
昨日、Appleは公式サイトの製品ラインナップを一部リニューアル。「iPad」シリーズには、新型モデルとなる「iPad」を追加した。 同端末はスペック的に、実質「iPad Air 2」の後継モデル。すでに販売されている「iPad Pro」に...
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9.7インチ型&12.9インチ型「iPad Pro」と「iPad Air 2」のスペックを表で確認しよう

機能
9.7インチiPad Pro

12.9インチiPad Pro

iPad Air 2

iPad mini 4
ディスプレイ Retina ディスプレイ
広色域ディスプレイ
True Toneディスプレイ

耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ
反射防止コーティング 
Retina ディスプレイ
耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ
反射防止コーティング
ディスプレイサイズ 9.7インチ 12.9インチ 9.7インチ 7.9インチ
解像度 2,048 × 1,536ピクセル(264ppi) 2,732 × 2,048ピクセル(264ppi) 2,048 × 1,536ピクセル(264ppi) 2,048 × 1,536ピクセル(326ppi)
プロセッサ A9Xプロセッサ(64bit)
M9モーションコプロセッサ
A8プロセッサ(64bit)
M8モーションコプロセッサ
外向きカメラ 12Mピクセル(1,200万画素)
F値 2.2
True Toneフラッシュ
バーストモード
Live Photos
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
パノラマ(最大63Mピクセル)
サファイアクリスタル製レンズカバー
8Mピクセル(800万画素)
F値 2.4
バーストモード
オートフォーカス
パノラマ(最大43Mピクセル)
内向きカメラ 5Mピクセル(500万画素)
F値2.2
Retina Flash
1.2Mピクセル(120万画素)
F値2.2
動画撮影 4Kビデオ撮影(30fps)
1,080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
3倍ビデオズーム
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ 
1,080p HDビデオ撮影(30fps)
3倍ビデオズーム
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
スローモーションビデオ スローモーションビデオ 1,080p(120fps)
および720p(240fps)
スローモーションビデオ 720p(240fps) スローモーション(120fps)
  9.7インチiPad Pro 12.9インチiPad Pro iPad Air 2 iPad mini 4
センサー Touch ID(第1世代)
3軸ジャイロ
加速度センサー
環境光センサー
気圧計 
スピーカー搭載数 4 2
通信 Bluetooth 4.2
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.5GHz/5GHz) / MIMO対応
バッテリー

ビデオ / オーディオ再生 : 最大10時間

インターネット利用
Wi-Fi : 最大10時間
4G LTE : 最大9時間

重量 Wi-Fiモデル 437g
Wi-Fi + Cellularモデル 444g
Wi-Fiモデル 713g
Wi-Fi + Cellularモデル 723g
Wi-Fiモデル 437g
Wi-Fi + Cellularモデル 444g
Wi-Fiモデル 298.8g
Wi-Fi + Cellularモデル 304g
本体サイズ 240 × 169.5 × 6.1 mm 305.7 × 220.6 × 6.9 mm 240 × 169.5 × 6.1 mm 203.2 × 134.8 × 6.1 mm
カラー シルバー / ゴールド / スペースグレイ / ローズゴールド シルバー / ゴールド / スペースグレイ
価格

Wi-Fiモデル
32GB : 62,800円
128GB : 72,800円
256GB : 82,800円

Wi-Fi + Cellularモデル
32GB : 76,800円
128GB : 86,800円
256GB : 96,800円

Wi-Fiモデル
32GB : 82,800円
128GB : 92,800円
256GB : 102,800円

Wi-Fi + Cellularモデル
128GB : 106,800円
256GB : 116,800円

Wi-Fiモデル
32GB : 42,800円
128GB : 52,800円

Wi-Fi + Cellularモデル
32GB : 56,800円
128GB : 66,800円

Wi-Fiモデル
32GB : 42,800円
128GB : 52,800円

Wi-Fi + Cellularモデル
32GB : 56,800円
128GB : 66,800円

Apple Pencil ×
Smart Connector ×
その他機能 テザリング / Siri / デュアルマイクロフォンなど
  9.7インチiPad Pro 12.9インチiPad Pro iPad Air 2 iPad mini 4

※スマートフォンなどで見ると表が見づらいので、端末を横にするか、PCで見るようにしてほしい。

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ディスプレイサイズを比較 最大は12.9インチの「iPad Pro」

今回発表された新型「iPad Pro」は9.7インチディスプレイを搭載した端末だ。スティーブジョブズ時代に発表された初代「iPad」と同じサイズのディスプレイとなっており、Appleの定番タブレットサイズになる。おそらく昔から同じサイズなだけに愛着を持っている人も多いと思う。

現在のAppleのラインナップは、9.7インチ型ディスプレイを搭載したモデルは今のところ2つ存在する。一つは「iPad Air 2」と今回発表された9.7インチ「iPad Pro」だ。より大きなディスプレイが必要だったり、特別小さいタブレットが必要な場合以外は9.7インチ「iPad」で十分な性能を発揮する。これよりも大きいサイズが必要な人は12.9インチ「iPad Pro」、小さいサイズが必要な人は「iPad mini 4」を選択することが必要だ。

また、9.7インチ型「iPad Pro」は「広色域 / True Toneディスプレイ」を搭載している。広色域ディスプレイを採用したことで、今までのiPadよりも25%高い彩度を実現し、「TrueToneディスプレイ」で周辺の光を感知し、その環境にあった色を映し出すことができる。この辺の技術へのこだわりはさすがAppleと言わざるを得ない。

「iPad Pro」シリーズは「A9X / M9」を搭載 性能ここに極まれり

なんて言ったって最新の「iPad」は性能がすごい。本日発表された9.7インチ型「iPad Pro」もそうだが、「iPad Pro」シリーズは名前に「Pro」という文字が入っているように、プロに使ってもらっても十分なハイスペックさを誇っている。

「iPad Pro」シリーズが搭載しているCPUは、「iPhone 6s / 6s Plus」が搭載している「A9」シリーズの改良版の「A9X」だ。また「A9X」と並列で処理を行う「M9」コプロセッサーを搭載していることで、CPU負荷が少なくなり、結果バッテリー持ちが良くなるという素晴らしい組み合わせを実現している。

「iPad Air 2」と「iPad mini 4」は決して低い性能のものを積んでいるわけではないが、この組み合わせには到底及ばない。性能で「iPad」を選ぶなら「iPad Pro」に勝るものはない。

ただ、「iPad Air 2」や「iPad mini 4」も「iPad Pro」には劣るものの、現役で十分に使える性能だ。「iPad mini 4」に関してはCPU「A8」を搭載しているが、これは「iPhone 6」に搭載されているものと同じで、小型端末ということを考えると悪い性能ではない。

9.7インチ型「iPad Pro」だけ1,200万画素カメラを搭載、4K動画にも対応

あまり「iPad」で積極的に写真を撮りに行く人は少ないかもしれないが、それでもより高い写真を撮ることができるならそれに越したことはない。

現状販売されている12.9インチ型「iPad Pro」や「iPad Air 2」「iPad mini 4」はどれも800万画素カメラを搭載しているが、9.7インチ「iPad Pro」だけは1,200万画素カメラを搭載した。このおかげで、9.7インチ「iPad Pro」では4K動画の撮影に対応している。

また発表前の噂通り、9.7インチ型「iPad Pro」はカメラ用のLEDフラッシュライトを搭載している。暗い場所においても綺麗な写真を撮影することができるようになっており、「iPad」で写真を撮ることが多い人は9.7インチ「iPad Pro」がオススメだ。

ただ、9.7インチ型「iPad Pro」の性能が引き上げられたのは非常に嬉しいのだが、カメラ部分が妙に出っ張ったデザインになったことが少し残念だ。イメージとしては「iPhone 6s / 6s Plus」のカメラ部分のような出っ張りで、背面に存在感があるカメラに違和感を覚える人もいるかもしれない。

【関連】9.7インチ型「iPad Pro」は「iPhone 6s」のようにカメラが出っ張っていることが判明

4つのスピーカーを搭載した「iPad Pro」シリーズ

今回のAppleのスペシャルイベントで発表された通り、「iPad Pro」シリーズは4つのスピーカーを搭載する。4隅に配置されたスピーカーは、「iPad Air」の3倍の音声出力ができる。また、ユーザーの持ち方によって、音の出し方を自動で変えてくれる機能も搭載されているので、「iPad」のスピーカーで音楽を聴くユーザーには重要視されるべき要素となる。

電池持ちはどの機種を買っても一緒なので安心しよう

本体の大きさやディスプレイサイズが大きく異なる「iPad」シリーズだが、それらの大きさによってバッテリー持ちが変わることはないので安心してほしい。Apple公式サイトによると、どの端末を使っても、ビデオやオーディオを再生し続けた場合で最大10時間、Wi-Fiだけでインターネットを利用した場合は最大10時間、4G LTEでは最大9時間使用できるとのことだ。

ただし、「iPad」のサイズが大きくなるにつれて消費電力が大きくなるのは常識だ。それでも同じ時間駆動できるようにしているのは、それだけ大きいバッテリーを搭載しているから。そうなれば当然、本体の重量が重くなるのを忘れてはいけない。

マルチタスキング機能はどの機種でも使える Apple Pencilは「iPad Pro」だけ

Appleが「iOS 9」から導入した「マルチタスキング」機能はどの機種でも使うことができる。特に「Slide Over」や「Split View」などは大画面であればあるほど便利なので、大きいディスプレイの「iPad」を買う予定の人は積極的に活用しよう。

また、Appleが昨年発売したスタイラス「Apple Pencil」は「iPad Pro」でのみ利用が可能だ。12.9インチ型「iPad Pro」と9.7インチ型「iPad Pro」ならどちらでも利用できる。さらに、「iPhone 6s / 6s Plus」で利用できるようになった「Live Photos」機能は9.7インチ「iPad Pro」だけで利用することが可能だ。

ピンクのiPadが欲しいなら9.7インチ型「iPad Pro」一択

Apple製品は最近になってピンクカラーの「ローズゴールド」カラーが導入されている。昨年発売になった「iPhone 6s / 6s Plus」で初めて同色が展開されたのだが、女性層に受けたのか非常に人気が集まった。

「ローズゴールド」の人気が予想以上だったのか、Appleは今後発表する全製品でローズゴールドを含めた4色展開を始めるとみられている。ただ、現段階でローズゴールドが導入されている「iPad」は、9.7インチ「iPad Pro」のみ。

僕は個人的に「スペースグレイ」や「ゴールド」カラーが好きなのだが、「ローズゴールドじゃなきゃイヤ!」という人は9.7インチ型「iPad Pro」一択となるだろう。


以上が現段階で最新の4機種の比較だ。細かく言えば、上記以外にも仕様の違いはあるかもしれないが、ほとんどの違いは上記で網羅しているはずだ。

僕は、「iPad」の場合は基本的にスペックで選ぶべきだと思っている。特に今回発表された9.7インチ型「iPad Pro」は12.9インチと同等かそれ以上の性能を持つハイエンドタブレットになる。「Apple Pencil」にも対応したこともあり、僕が買うとしたら9.7インチ型「iPad Pro」の一択だ。

9.7インチモデル以上に大きなディスプレイが欲しい人や、逆に小さなタブレットが欲しい人はそれぞれ12.9インチ型「iPad Pro」か「iPad mini 4」を買うべきだろう。

また、サイズが9.7インチ型で十分だけど少しでも安く手に入れたい人にとっては「iPad Air 2」が超オススメだ。本日Appleは「iPad Air 2」の値段の引き下げを発表しており、表を見ても分かる通り「iPad Air 2」と「iPad mini」では同じストレージモデルで2,000円しか変わらない。「iPad Air 2」の性能で十分満足できるという人には安くなった今だからこそオススメだ。

ただ、一つ注意して欲しいのは12.9インチ型「iPad Pro」だ。僕もたまに利用する機会があるが、正直だいぶ重い。家の中で置いて使うなら問題ないと思うが、手に持って使おうものなら次の日は筋肉痛になるかもしれない。

最初は問題なく使えるのだが、数分片手で持っているとそれだけで腕がプルプルしてくる。その状態で操作し続けるものなら、それはもはや拷問レベル。手に持って軽々と使うことをイメージしている人は出来れば9.7インチ型「iPad Pro」よりも小さい端末にするべきかもしれない。

新型の9.7インチ型「iPad Pro」は3月24日(木)に予約が開始され、3月31日(木)に発売される。

【iPad比較】9.7インチ新型「iPad」と「iPad Pro (9.7インチ)」のスペックや仕様を徹底的に比較してみた 購入するならどっちの端末がベスト?
昨日、Appleは公式サイトの製品ラインナップを一部リニューアル。「iPad」シリーズには、新型モデルとなる「iPad」を追加した。 同端末はスペック的に、実質「iPad Air 2」の後継モデル。すでに販売されている「iPad Pro」に...
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 ・iPad Pro (11インチ/13インチ)
 ・iPad Air (11インチ/13インチ)
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