大手仮想通貨取引所のコインチェックは、数日中に全通貨の「出金」再開の見通しを発表する予定であることを発表した。
1月30日、同社は「出金再開の予定につきまして」と題するリリースを公開。同ページによると、安全性が確認され次第、一時停止中の「出金」手続きを再開する予定であるとのことだ。
現在のCoincheckサービスにおける「出金」の一時停止につきましては、当社が自主的に行っている措置でございます。また、再開に伴う安全性等が当社にて確認され次第、再開を予定しております。数日中にも見通しをお知らせいたしますため、今暫くお待ちくださいますようお願い申し上げます。
この度はご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございません。何卒、よろしくお願い申し上げます。
コインチェックは今月26日、約580億円分の仮想通貨NEMを不正アクセスによって流出。同問題が発覚後、コインチェックは日本円を含む全通貨の出金停止措置を行なっていた。
その後、同社はNEMを保有していたユーザー26万人に対し、日本円で返金する方針であることを明らかにしていたが、その時期や具体的な方法については特に明かされていなかった。
コインチェック、流出した仮想通貨NEMを日本円で返金する方針を発表 保有数×88.549円で
仮想通貨を取り扱う国内大手取引所「コインチェック」は、1月28日、不正アクセスによって流出した仮想通貨NEMに対して、補償を行う方針を明らかにした。 発表内容によると、対象となるNEMの保有者全員(約26万人)に対し、1XEMあたり88.5...