
Activision Blizzardは『Call of Duty: Black Ops 6』および『Call of Duty: Warzone』に新要素を追加するアップデート「シーズン04 リローデッド」の詳細を公開した。配信は日本時間7月3日(木)から開始される。
「Black Ops 6」に新マップと“パーティゲーム型”モードが登場
今回のアップデートでは、マルチプレイヤー、ゾンビ、Warzone、それぞれに新たなコンテンツを追加する。
マルチプレイヤーモードには、2つの新マップを実装する。ひとつは「Call of Duty: Black Ops 3」で人気を博した「フリンジ」のリメイク版。もうひとつは、アヴァロンのナイトクラブを舞台にした完全新規マップ「エクリプス」だ。
さらに、期間限定モード「パーティオプス」が追加される。このモードは、短時間で次々に展開するミニゲームをこなしてスコアを競うというものだ。
具体的には、指定エリア内でダンスを披露する「ダンス オフ」、キャプチャーポイントが音楽停止と同時に最終地点に絞り込まれる「Musical Zones」など、カジュアルかつ予測不能な展開が特徴となる。
ゾンビモードには、難易度の高いチャレンジ型モードが2種追加される。ひとつは「アボミネーションチャレンジ」。セルシェーディングされたリバティフォールズを舞台に、特定武器を無効化する能力を持つHVTアボミネーション「モー」と戦うサバイバル要素強めの内容だ。
もうひとつは「スタートルーム」。こちらは、マップ内の開始エリアから一歩も出られないルールで、封鎖された空間でひたすら襲い来るゾンビのラウンドを耐え抜くハードコア仕様となっている。
「Warzone」にはケアパッケージ、ハボックロイヤル、リサージェンス カジュアルなど新要素
『Call of Duty: Warzone』には、シーズン序盤のクラッシュモードで先行実装されていた「ケアパッケージ」が複数モードで正式登場。戦況を左右する強力アイテムがドロップする仕組みで、プレイヤー同士の争奪戦が激化しそうだ。
「ハンドキャノン」と「ドアバリケード」という2つの新武器も追加され、より多彩な戦術を可能にする。ハンドキャノンは単発高威力タイプ、ドアバリケードはその名の通り、ドアをふさぎ一時的な防御手段として利用できる。
ゲームモード面では、MWIIおよびMWIIIの「ハボックモード」由来の要素を取り入れた「ハボックロイヤル」が期間限定で実装される。こちらはWarzone特有の高リスク・高リターンな展開に、追加ルールが重なるバトロワ変形版だ。また、「リサージェンス カジュアル」という、従来のリサージェンスと同様のルールでより短時間・気軽にプレイできるモードも新登場する。
装備には、イベント「ビーバス・アンド・バットヘッド」の報酬として2種類の新武器「Olympia」(ダブルバレルショットガン)と「Pickaxe」(近接武器)が追加される。さらに、武器改造用アタッチメントとして「SVD フルオートMOD」「TR2 CQB オートコンバージョン」が登場。既存武器の使用感が大きく変化する可能性もある。
「Call of Duty」シリーズは、2024年末の「Black Ops 6」発表以来、継続的に大型アップデートを重ねている。今回のリローデッドでどこまでユーザーエンゲージメントを伸ばせるか注目だ。
関連リンク
(画像提供:Activision Blizzard)