CMF Phone 2 Pro 海外発表。大画面・高性能・軽量化を実現した低価格スマホ

Nothingは同社サブブランド 「CMF by Nothing」 から、ユニークなデザインと高いカメラ性能が特徴の新型スマートフォン 「CMF Phone 2 Pro」 を海外発表した。

価格は米国が279ドル〜、英国が219ポンド〜となっていて、発売は5月5日を予定している。日本での発売は現時点では未定だ。

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より洗練されたデザインや高性能カメラが特徴の 「CMF Phone 2 Pro」 発表

「CMF Phone 2 Pro」 は、昨年発売した 「CMF Phone 1」 の後継モデル。高性能なSoCや背面カメラ、明るいディスプレイを搭載したことで、日常使いに最適なスマートフォンに仕上がっている。

本体の厚さはわずか7.8mmで、CMF Phone 1と比べて5%薄型化。重量もわずか185gと軽く、持ち運びに適している。アルミ製のカメラ周りやステンレススチール製ネジなど、細部にまでこだわった設計で、Nothingらしい工業的な美しさを演出。耐水・防塵性能もIP54に向上し、日常使いに安心感をプラスしている。

側面には先月国内でも発売した 「Nothing Phone (3a)」 と同様に 「Essential Key」 が搭載。メモ/アイデア/インスピレーションのためのAIを活用したハブである 「Essential Space」 にすぐアクセスできるショートカットキーとなっており、コンテンツの記録や振り返りの手間を省き、まるで “第二の記憶” のように情報をキャプチャして処理し、保存することができる。

カラーラインアップはホワイト、ブラック、オレンジ、ライトグリーンの4色展開。ブラックとライトグリーンはガラスのような質感とメタリックフレームの組み合わせ、ホワイトはサンドストーン調のマット仕上げ、そしてオレンジがメタリックな光沢を持つ最も大胆なカラーとなっている。

CMF Phone 2 Proでは、前モデル同様に背面カバーをユーザー自身で交換できるモジュール構造を継承。さらに今回は、ユニバーサルカバーや交換式レンズ (魚眼・マクロ)、ウォレット/スタンドといった3種類のアクセサリーに対応したことで、カスタマイズの幅が広がっている。

画面には、CMF Phoneシリーズ最大となる6.77インチのFHD+フレキシブルAMOLEDディスプレイを搭載し、前モデル比で約10倍となる10億7000万色表示に対応。ピーク輝度は3000ニトと先代モデルに比べて50%向上しており、HDR/Ultra HDR対応で映像表現力も格段に進化している。タッチサンプリングレートは1000Hz、120Hzの可変リフレッシュレートで操作もなめらか。

背面には5000万画素のメインカメラ+5000万画素の望遠カメラ+800万画素の超広角カメラによるトリプルカメラを搭載。メインカメラにはCMF Phone 1比で64%多くの光を取り込める大型センサーを採用したほか、望遠カメラは6つのレンズを使用して最大20倍のデジタルズームに対応する。

また、前面には1600万画素のフロントカメラを搭載。セルフィーでもディテールを逃すことなく撮影できる。

SoCにはMediaTek Dimensity 7300 Pro 5Gを採用しており、最大2.5GHzの8コアCPUを備え、CMF Phone 1比で処理速度は10%、グラフィック性能は5%向上。TSMCの最新4nmプロセスにより、省電力性にも優れる。

メモリ容量は8GB、ストレージ容量は128GBと512GBの2種類を用意。また、最大2TBの拡張ストレージ (microSD) にも対応する。

バッテリー容量は5000mAhと大容量で、先代モデルより約1時間長く使い続けることができ、一般的な使い方なら2日間の連続使用も可能であるとしている。最大33Wの急速充電にも対応する。

そのほか、通信はBluetooth 5.3とWi-Fi 6に対応。NFCにも対応し、非接触決済が利用できる。生体認証は画面内センサーによる指紋認証と顔認証に対応する。

性能・デザイン・使いやすさとすべての面においてバランスの取れた 「CMF Phone 2 Pro」 。先代モデルが国内に投入されていたことから、今回の新型モデルも国内投入に期待できそうだ。今後の案内を楽しみに待ちたい。

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(画像:Nothing)

Nothing
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