Appleは3月に開催すると言われている新製品発表イベントで、新作の4インチ型iPhoneの「iPhone 5se」と「iPad Air 3」を発表すると噂されている。
「iPad Air 3」は「iPad Air 2」をスペックアップし、新機能も搭載したパワフルなデバイスになることが予想されているが、もしかするとパワフルな理由は、「iPad Air」シリーズではなく「iPad Pro」シリーズだからかもしれない。
「iPad Air 3」ではなく「iPad Pro」の9.7インチ版か
9to5Macによると、Appleが3月に発表するiPadは「iPad Air 3」ではなく、9.7インチサイズの「iPad Pro」であると伝えている。
9.7インチ型の「iPad Pro」は、12.9インチ型の「iPad Pro」とほぼ同様のスペックや機能を搭載する。
CPUは「A9X」を内蔵し、4隅には4つのスピーカー、カメラ用のLEDフラッシュとSmart Connectorを搭載。そして待望の「Apple Pencil」の対応だ。
9.7インチ「iPad Pro」は、「iPad Air 2」と同程度の価格になると予想され、同時に小型「iPad Pro」用の「Smart Keyboard」も発売されるとのこと。
今までAppleは、多くの製品で「Pro」と呼ぶにふさわしい製品を発売してきている。例えば「Mac Pro」や「MacBook Pro」などだが、「Pro」の名を冠していない製品とは明確な差別化を図ってきた。
突然「iPad Air 2」のサイズの製品が「iPad Pro」と名前がつけられるのはあまり考えづらい上に、12.9インチ型の「iPad Pro」の存在意義が少し薄れてしまう気もするが、もしかするとAppleは今後「iPad Pro」を主軸にiPadシリーズを販売していくのかもしれない。
もし「iPad Air 2」ほどの値段で「iPad Pro」が登場したら「マストバイ」商品といえそうだ。今までiPadの購入を控えていた人はこの端末でiPadの買い替えを行うのもいいと思う。
[ via 9to5Mac ]