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ベルキンが新型USB-C充電器を発売。独自の「ZSP」技術で待機電力を約20分の1に削減

ベルキンは10月9日、待機電力を0.005W未満に抑える独自技術「ZSP(Zero Standby Power)」を搭載したUSB-C充電器「UltraCharge 75W GaN 充電器 ZSP」を発売した。

最大75Wの出力に対応し、スマートフォンからノートPCまで幅広い機器を充電できる。次世代のUSB PD 3.2と可変電圧供給技術「AVS」に対応するほか、窒化ガリウム(GaN)技術を採用して小型化も図った。価格は3,173円(税抜)。カラーはサンド、ホワイト、ブルーの3色で、ブルーは近日発売予定となっている。

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ベルキン、最大75WのUSB-C充電器「UltraCharge ZSP」発売。待機電力を大幅削減

本製品のポイントは、充電していない間の電力消費を抑えられることだ。スマートフォンやノートPCの充電器は、コンセントに挿したままにすることも多い。ZSP技術は、こうした待機中の電力消費を減らし、日常的な電力の無駄を抑えることを狙ったものだ。

ZSPでは、ハードウェアレベルで接続機器の電源状態を検知する。充電器からデバイスを取り外すと、すぐにスリープモードへ移行し、待機電力を0.005W未満に抑える。ベルキンによると、一般的な充電器と比べて待機電力を約20分の1に削減でき、年間の待機消費電力量も95%以上減らせるという。

充電時には、USB PD 3.2とAVSに対応し、接続した機器の電力需要に応じて出力電圧を細かく調整する。AVSは「Adjustable Voltage Supply」の略で、機器に合わせて電圧を調整する仕組みだ。効率的な電力供給を目指すとともに、充電中の発熱も抑える設計を採用している。

放熱構造には、2層基板と熱伝導性に優れた銅製ヒートシンクを組み合わせた「Duo-Flowデュアルフロー放熱設計」を採用した。内部の熱伝導経路を最適化し、発生した熱を効率よく分散させることで、高出力での充電時も安定した動作を支える。部品の配置も見直し、限られた内部空間を立体的に活用することで、コンパクトな筐体に仕上げた。

コンセントに挿した際の安定性にも配慮している。プラグの重心を壁面に近づけ、プラグ刃を強化することで、本体の重みで抜け落ちたり、充電が中断したりするリスクを抑えた。

安全機能として、過電流保護や短絡保護に加え、温度をリアルタイムで監視し、過熱時に自動停止する機能を備える。ベルキンは87項目の安全テストを実施しており、標高5,000mの高地を想定した試験もクリアしたとしている。気圧の低い環境での使用も想定しており、出張や旅行に持ち運ぶ充電器としても訴求する。

最大75Wの出力により、USB-Cに対応したスマートフォン、タブレット、ノートPC、ウェアラブルデバイスなどを充電できる。ベルキンによると、『iPhone 17』は20分でバッテリー残量50%まで、『MacBook Air 13インチ(M5)』は40分で50%まで充電できるという。また、『iPhone 18 Pro』と『iPhone 18 Pro Max』の60W高速充電にも対応する。実際の充電速度は、接続する機器やバッテリーの状態によって異なる。

環境負荷の低減にも取り組み、本体には再生プラスチックを75%使用した。製品パッケージにもプラスチックを使わない素材を採用している。

「UltraCharge 75W GaN 充電器 ZSP」の型番はWCA017で、保証期間は2年間。サンドとホワイトは販売を開始しており、ブルーは近日発売予定だ。価格は3,173円(税抜)。

(画像提供:ベルキン)